R.06,09,23 不動産を売却する場合 NO,4280
老人ホームに入居するために要らなくなった自宅を売却する。
生活費を捻出するために売却する・子と同居するようになって、居宅が不要に
なったから売却する。 いろんな事情で売却する場合について考えます。
老人ホームに入っても、なじめないからと言って帰宅するという人がいますから、
そんな場合売却してしまえば帰宅することが出きません。
生活費を捻出すために売却については、ほかで賃借する住居が必要です。
でも、一般に高齢者が単独で賃借することは極めて困難です(火災発生・孤独死
などのリスクが理由) そういう制約がないのは、唯一UR(旧住宅公団)があるだけです。
売却する場合は事前に引っ越し先を決めておく必要があります。
自宅を売却して、その後も自宅に住み続けるという方法もあります(リバースモーゲイジ)
と言います。 本人が死亡した場合又は使わなくなった時点で引き渡す。
その場合の売価は概ね市場価格の60~70%で、家賃は年額で概ね売価の6%くらいです。
いずれにしても、高齢者が自売却する場合には子などの親族または利害関係者の了解が必要でしょう。