31.01.09 生 き 甲 斐 NO.2142
日本語の「生き甲斐」にぴったりの外国語はないようです。
在日12年のあるスペインの人が、仕事に疲れてどうして自分が生きて
行かなければならないのかと悩んでいたときに、たまたまテレビ番組で
見た沖永良部島の高齢者が、実に楽しそうに農作業に携わっている姿を
見てショックを受けました。
さっそく沖縄に飛んで調べたところ①好きなことをしている。②それが
社会の役に立っている。③それが評価されている(少しでも収入になる)
。 そして、その①②③を同心円で描くと、その中心になっているのが
「生き甲斐」だと言うことを発見したのです。ところで、「なごみに家」
のボランテイアスタッフの皆さんなどうでしょうか?
好きな料理をして、それが皆さんのためになり(美味しかった・有難う
ね)と評価されているから、それが生きがいになっているのではないか
と思います。
これで「お金」になれば言うことなしなんですがね。
*平成31年1月号「なごみ通信」に投稿した原稿です。
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