R 03.06.04 いたちごっこ NO.3040
戦後の食糧難の時代に、親戚のおじさんが裏の空き地に鶏舎を建てて鶏を飼いまし
た。 産みたてのほやほや卵をいただいて、ご飯にかけて食べると絶品でした。
今時あんなにおいしい卵って売ってるのでしょうか?
ところが、しばらくすると卵は蛇にさらわれ、鶏はイタチに血を吸い取られて死んで
ゆきました。 イタチは鶏のクビあたりを、するどい歯型を残して「血」を吸い取る
のです。 イタチが鶏舎に入れないようにと、金網を張ったり・トタン板を張り巡ら
せたりしましたが、次々に破られ(いたちごっこ)ました。
おじさんはそういうことがいやになって、鶏を飼うのをやめました。
卵が食えなくなって残念至極でした。
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