28.11.29 味方千人敵千人 2 NO.1359
この不動産にかかわる人たちは多分善良な人たちばかりだろうと思いたいですね。
でも、万一そうでない人が入っていた場合には他の第三者に家を転貸するなんてこと
は非常にリスクが多いことになります。
地主さんは「他の第三者に転貸してもいい」と「言っている」とのことですが、まれ
にみる善人の地主さんならば心配することはないのかもしれませんが、普通の地主さ
んか・またはちょっとセコイ人ならば、長期間安い賃料で貸していた土地上の建物に
誰も住まなくなったんだったら、契約条件通りに家を取り壊して更地にして返還して
ほしいというものです。
そうすれば自分で自由に使えますし、売却することも可能になるからです。
もっと悪知恵を働かせる人ならば、借主が法律に疎いことをよいことにして、黙って
いて(またはしそのかして)転貸するのを見計らって、「地主に無断で賃貸すること
は重大な契約違反行為であるから、契約を解除する」建物を撤去して更地にして返却
せよ!と裁判を起こし損害賠償を請求するでしょう。
あなたは転貸したっていいって言ったじゃないですか!・・・と言ってみても、正式
な書面がないと言った言わないの水掛け論になって裁判には負けることになるでしょ
う。 常識で考えたってわかるじゃないか!そんなこと言うはずもない、契約書(法
律)はなんのためにあるんだ! 馬鹿なことをいうもんじゃい!・・・と居直られる。 大地主とか大金持ちなんて、生易しい善人がなれるものではありません。
*続く・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます