小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

高貴と下賤

2020-03-16 19:34:38 | 日記

  R 02.03.17     高貴と下賤  NO.2593

 人はその生まれによって高貴であったり下賤であるわけがない。

それは生まれた後の生きざまによって評価されるものでしょう。

菊や桜が高貴でスミレが可憐というのは、人間が勝手に決めて言

ってるだけで、その評価も時代にとともに変化してきているのです。

今は花見と言えばさくら、平安時代には梅だった。

東風吹かば 匂いよこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ・

・・だったかな? 流刑に遭ったなんとか天皇の詩歌だったと思う。

根はたとえ 泥中深く没すれど 咲いて見せよう 蓮の花・・・

もいい。  今の世の中、なかなか泥沼から這いあがれないけれど、

頭が良くて閃きがあれば、まんざら捨てたものでもない。

自分は脳も・チャンスもなかったけれど、孫の代には一人くらいは

そういうやつが出てこないかと期待したい。

 

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美田

2020-03-15 19:47:22 | 日記

 R 02.03.16  美 田  NO.2592

 「美田」とは地味の肥えた田畑・・・そんなに苦労しなくっても

チャンと手入れさえしていておけば、容易に収穫が期待される田畑

のこと。

西郷隆盛は「児孫美田を買わず」と言って、そんなものを子や孫に

残すべきではないと言った。つまり、人間努力もしないで容易に所

得が得られるもの(つまり美田)を与えられると、ロクなことはない。

親苦労 息子楽して 孫乞食 という川柳がある。

でも、日本人の社会は政治家は元より、マスコミや芸人を見ていると、

その多くが2代目3代目で、ロクに苦労もしないで普通の人がいくら努

力したって望めない場所に陣取っているというのは、どう見て公正で

はありません。

日本はまさに寡占・閨閥・階級社会ではないでしょうか?

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切れる奴

2020-03-14 18:56:12 | 日記

  .R 02.03.15       切 れ る 奴    NO.2591

   今時「切れる奴」と言えば、すぐに頭にカットと来て感情のコントロール

ができないで暴発する人という意味ですが、国語辞典では「切れ者」と言え

ば、手腕のある人・信用がある努力家とある。

私達の年代ならば「切れる奴」と言えば頭脳明晰で決断力があって時宜を得

た判断力のある人を想起する   ・・・で、人様とお付き合いをする場合には、

今風の「切れる奴」ではいけない。 すぐに感情を暴発させる人も危険だし、

また、頭脳明晰な人とつきあえば常に劣等感を感じていなければならないし、

いずれにしても「切れ者(物)」は危ない。

ちょっとナマクラくらいが丁度いい。

 

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生きてる内に

2020-03-13 18:57:21 | 日記

  R 02.03.14    生きてるうちに  NO.2590

「知恵とおちんちんは生きてる内に使え!」という格言?がある。 

知恵の方は細く長く使用出来ますが、後者の方は個人差があって

概ね60歳までしか使えない。  でも、いくら使ったと言っても

人様に褒められるのもなく、なまじ立派なものを持っていて、み

だりに使うといろんな意味でヒドイ目に遭う覚悟が必要です。

一方知恵の方はいくら使っても、減るものではないし使えば使う

ほどに冴えてくるものという。 もうひとつ生きているうちに使

うべきは「親」です。

なかなか自分が思うようにはつかえないが、要は使いよう。

「おだてりゃ豚でも木に登る」というが、今の50歳代はそのおだ

てが下手糞極まりない。  おだてが通じない老人もいるが、下

手な浅知恵でのおだては馬脚を現す。 50歳にもなって親のすね

をかじってるパラサイト族がいるようですが、生きてるうちに親

をつかう方法を考えることも大事だが、自分の生計を維持する収

入くらい確保する「知恵」を働かせなきゃ・・・

 

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健康

2020-03-11 19:07:32 | 日記

  R 02.03.13       健       康  NO.2589

 平和だってそうですが、その真っ只中にいる時には、その有難

さが解らないのが「健康」です。  でも、まつげ1本目に入って

も他のことはなにもできません。 居眠り運転で、運転手がちょっ

と居眠りしただけで大事故に遭い沢山の犠牲者を出します。

だから、健康とか平穏・平和などを維持することは、簡単なようで

実はそうではない。 常に四方八方に常に注視し、平穏をおびやか

すものがあるときには、その芽が大きくならないうちに摘み取る努

力が必要になって来ます。

ところで、今回のコロナ騒ぎって全く予想も出来ない事態で、世の

中なにが起こるか知れたものではありせん。

人間の社会なんて何ともモロイものではないのか・と痛感しますね。

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