R,06,09,22 不動産を貸す場合NO,4279
親が死亡したり、帰ることが期待できない老人ホームなどに入所して、居住不動産が
不要になった場合に、その不動産を賃貸にしようと考える人がしますが、そういう場合
にはちょっと配慮が必要です。
賃貸のノウハウを知らない素人が、高価な不動産を人に貸すことはリスクを伴います。
家賃を払ってくれない場合でも、簡単に放りだすことはできません。
そうするためには、長い期間と費用を要する裁判をしなければなりません。
知らないうちにヤクザが入居していたり、高齢者の場合は孤独死していたり・火災を
発生させる危険もあり、無断で犬・猫などのペットを飼って、家中悪臭にさらされたり、
傷つけられたりします。
また、時間に関係なくクーラーが効かなくなった・風呂が沸かないなどのいろんな苦情
が寄せられますが、その対応はちょっと困難です。
賃貸にしたい場合には,賃貸物件を多数取り扱っている、信頼できる不動産業者に依頼
すべきですし、入居者に対しては「保証会社」が保証する人物に限定すべきです。
そうすれば、費用は掛かりますが難しい問題は解決します。