調剤薬局で

４週間に一度、眼科に眼圧の検査に行く。
昨日がその日だった。
なぜだか左眼が正常値にならず毎回上がったり下がったり変動がある。

検査の後は目薬を出してもらいに調剤薬局へ行く。
昨日も落ち込んだ気持ちで薬局に入ったら、いつもの【ざ～ます言葉】の初老の男性薬剤師が居た。
椅子に座るとすぐに、「今日は眼圧どうでございましたか？」
聞かれたくないのに聞く。

機嫌が悪いんだから私・・処方箋の目薬をもらえばいいんです。
仕方がなく答えた。

薬剤師「私はね、サプリ飲んでて、とてもいいのですよ。それとお風呂に入って眼の上下を
１００回づつマッサージするんです。ほら、この小さな活字もメガネなしで読めます」
そんなの私だって読める。『眼圧と関係ないでしょ！』

サプリいいですよって何度も言う。サプリを売りたいようだ。
ここは調剤薬局だよね。

いい加減腹が立ってきてこう言い返した。
「サプリを飲んで病気が良くなることはないと医学者は言ってます。
それで良くなるのだったら病院はいらないでしょう」

ハッとした顔をして、
「そうですね。先生に診てもらっていらっしゃるのだから。
お大事になさいませね。」

疲れていて目薬もらって早く家に帰りたかった。
素直でない嫌味なバァさんだと思ったでしょう。

　　　
　　　　　階段の花を取り替えていたらキナコパンが高見の見物をしていた。