腰痛

一昨日から年中行事のひとつになっている腰痛が始まった。
例年だと寒い季節に起こるのだが、今年はなぜか今。

朝から腰が重ので、もしかして例の奴がおいでなすったかなと思いながらも、
いつもより働き、（って、掃除、洗濯だけだけど）マイチャリを転がして
スーパー二軒と100円ショップにまで行ってしまった。

案の定、その夜から痛みだし、立てない歩けない。
歩けないから整形外科にも行けず、昨日は一日横になっていた。

今回は回復が早いようで、午後には食料品の買い出しにヨチヨチ歩きで行って来た。

スーパーの出口で知人にバッタリ！

こちらが口を開く間もあたえず、「膝が痛くて辛い、正座ができない、鍼に通っている」
等々矢継ぎ早にまくし立てる。
私だって負けじと、「腰が痛い、長く立っていられない、」とまくし立てた。

別れるときに知人が「お互いがんばろうね！」

「ガンバッテネ～！」


イヤダ、そんなでかい声でエールを送らないでよ。
がんばるって、何をがんばるの。がんばって治るってものでもないでしょうに・・・

画像の花は市の花です。　「はなかつみ」（別名ヒメシャガ）
みちのくの　安積の沼の花かつみ　かつみる人に　恋ひやわたらん（古今和歌集）




　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　

今日も記憶たぐり

息子が「○○君って覚えてる？」
「ん？小学1、2、3年と同じクラスだった子でしょ」
一瞬の間で思い出した。
お誕生会に呼んだり呼ばれたりしていた子だったから忘れはしない。

どうも脳内は、昨日のことより昔のことの方をよく覚えているようだ。
危ない、危ない・・・

この○○君は優秀な子だったが、高校時代にちょっとした問題を起こし
新聞種になったことがある。
それが原因で東京の高校へ転校していった。以来、消息を聞かなかった。

息子の話によると、仕事がらみの会社を仲介に、別の会社と連絡をとる事態に
なったそうな。
ＰＣで送られてきた相手会社の担当者の名前が、その○○君と同じなのだと言う。

「あいつかなぁ？」と半信半疑のようだ。

ありふれた苗字ではないし、名前の方も、かなをふらないと読めないような字だから
多分間違いないと思う。

連絡をとるこちら側も、そうそうありふれた苗字でもないので、お互いにすぐに
わかるのではないだろうか。

世の中には星の数ほど会社がある。なのに東京と福島で奇遇としかいいようがない。


星野富弘詩画集　テッセン（桜からようやく替えました）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　

遠い記憶

Ａ新聞の地域面（県版）に週一で連載している「恋する会津」を毎週楽しみに読んでいる。
会津出身の作詞家　石原信一氏が故郷のことを書いている。
私も会津育ち。

今週はその第8回目だった。

４月の１回目に、彼が生まれ育った家のことを詳細に書いているのを読んで、
アッと声をあげてしまった。

小学生の頃、遊びに行くのによく通る道に、その小さな歯科医院はあった。
道路から見える畳の待合室が記憶の底から甦ってきた。

しかも彼の姉上は私の妹と同級生。
妹もよく覚えていて、家に遊びに行ったことがあるという。
Ａ新聞を取っていない妹のために切り抜きして会った時に渡している。

毎回思い出ボロボロで次の回が待たれるほどだ。

8回目におばあさんのキセルの話が出てきた時は、
私のおばあちゃんも長火鉢の前に座り、刻みのタバコを詰めて吸っていたなぁ、
なんてことまで思い出した。

さてさて、この連載はいつまで続くのだろうか。

検索して知ったことだけど、森昌子の歌う「越冬つばめ」は、彼の作詞だそうだ。

　　　　　　　　　

ロットアウト

延び延びにしていたヘアカットにようやく行ってきた。
２０数年来行きつけの美容室は住宅街の中にある。
今日は珍しく先客が五人居た。

見回すとパーマのお客様が多く、美容師さん達はクルクルとロットを巻くのに
大忙しのようだった。

その人毎に時間がセットしてあり、タイマーが鳴る度に「○○さん２液です」とか、
「はずしです」とか、声が上がる。

その時先生が（注　従業員さんからみれば先生）「○○さんアウトです」と小声で言った。
そして、なんだか恥ずかしそうに「横文字は苦手だなぁ・・・」

以下美容師さんとの会話。

「これからロットをはずす時はアウトに統一しようか」

「えっ！はずしでいいんじゃないですか」

私の頭越しの会話だったので「おはずしでいいんじゃない？」と口を挟んだ。
「じゃぁ、”お”を付けて、おはずしにする？」と、なんだかミーティング風。

いまどきお洒落な美容室では「ロットアウト」なんて言ってるのだろうか？

ここでは似合わないって・・・

　　　ロットアウトしたヘアはこんな感じ
　　　

　　　今日の庭から
　　　
　　　

今朝のドタバタ劇

朝の二度寝が習慣になったのは、夫が定年後に半日勤めの再就職をしてからのこと。
６時半に一度起きて、前夜に段取りしておいた朝食をテーブルに並べると、すぐに又
ベッドにもぐりこむ。
この間、時間にして６、７分

この６、７分は二度寝に備えて脳内を完全に覚醒させないことが大事なのだ。
口を開かずに朦朧と、しかもちゃちゃっと手早くね。

ところが今朝は、炊飯器を開けたとたんにパッチリ目が覚めた！
作夜予約でセットしておいたつもりのご飯が炊けてない！

　　　　　　　　　　　　洗ったまま水に浸かった米
　　　　　　　　　

さぁ、大変だ！遅刻させてしまう。
冷蔵庫には残りの冷やご飯がお茶碗に半分しかない。
冷凍庫には食パンが一枚の半分。何故に半分なのだ？
　　　　　　　　　
夫は黙ってこれを食べて出かけた・・・らしい。
（私は寝室に引っ込んでしまったから見てない）

我ながらすごいと思ったのは、これをバタバタと整えながらブログの記事にしようと
反射的にカメラを手にしていたこと。
あっぱれ！