銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

≪シューベルトの『即興曲』と、あい通じるモノがある≫と、私が考える、シャヴァンヌの、『貧しき漁夫』△

2014-12-19 15:16:35 | 政治

この作品は、私が、今ブログ文(後注1)を書いているシューベルトの即興曲と、相通じるモノがある作品だと思います。シューベルトの作品、『即興曲90番と、142番、ドイチュ番号、899と、935』の方が、華やかで明るいですよ。だが、分かり易さという意味で、この絵とあい通じます。そして、わかり易いは、わかり易いが、決して単純ではない。そして、色彩が美しい。

こちらの絵の方ですが、一見すると、無彩色に見えます。が、実際には、そうではなくて、色彩的に、とても、芳醇です。画家にとっても、『これは、傑作だ』と、制作中に、自分で、分かっている、そういう類の作品だったと、思います。

ところで、驚いたことに、外の貸しパソコンで見ると、下ノ絵が見えません。で、そういう方は、絵のタイトル『「貧しき漁夫」を、グーグルの検索まどに

に、いれていただくと、見つけることができます。または、BUNKAMURAミュージアムの、2014ん一月の催しの中に入っています。

ピエール・ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ [リヨン, 1824年 パリ, 1898]

これは、国立西洋美術館のほうの収蔵作品です。少し違いますが、

こちらも、貧しき漁夫と、入れていただけると出てきます。

貧しき漁夫

制作年

1887-92年頃

材質・技法・形状

油彩、カンヴァス

寸法(cm

105.8 x 68.6

署名・年記

右下に署名: P. Puvis de Chavannes

所蔵経緯

松方コレクション

Standard ref.

Price 331

分類

絵画

所蔵番号

P.1959-0175

 
 

拡大

 

 




ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ作 「貧しき漁夫」1881頃/パリ・オルセー美術館

シューベルトの方ですが、やはり、絢爛豪華で明るい色彩があります。でも、静かなのです。エロチシズムなどは、感じない種類の明るさと、美しさです。そして、そちらには希望があります。よく、「音楽ほど、天に、素早く、近づける芸術はない」と言いますが、ここで挙げているシューベルトの即興曲こそ、まさしく、そういうたぐいの楽曲です。

絵の方ですが、貧しい漁夫は、嘆いている様に見えます。でも、彼は、きっと祈っているのです。『神様、どうか、希望をお与えください』と。また、一部の人の解釈では、この漁夫は、キリストを象徴的に描いたのだとも言われています。そういうことを見る人に感じさせる忘れられない傑作の一つです。

私はこの絵の実物を人生で二度、間を、50年間ぐらいあけて見ていると、思います。陳腐な言い方ではありますが、文字通りの意味で、・忘・れ・ら・れ・な・い・傑・作・のうちの一つです。

後注1、

極上なピアニスト、白健宇の13年11月8日の、プログラムにこめられたエージェントたちの悪意

2014-12-18 20:08:24 | 政治

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 なお、肝心の絵の写真が見えない形となっているのなど、激しい文化破壊ですね。誰がやっているのだろう。いずれ、何らかの、理屈はつけてくるでしょうが、やりたい放題のことをするものだと思います。

2014年12月19日、雨宮舜(本名、川崎千恵子)

コメント
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