これは、私のブログ(現在書きかけ中)の
武藤栄(2011年時・東電副社長=東大卒)は、吉田昌(福島第一所長=東工大卒)をバカにしていた筈
の原データとして役立つので、ここに置きます。
神奈川県庁に勤めていた男性が、過労故に、自殺したそうです。お母さんは、前から、息子の様子を見ていて、非常に心配をしていて、自殺した後で、職場に問題があると、言うことが、直感で分かったのでしょうね。これは、ひどいと考えて、訴訟を起こしたのです。その自殺は、2016年11月だったと、したの、原データに出ています。その自殺のさいは、違う部署勤務だったそうです。が、その前、神奈川県知事、黒岩氏の特設秘書だったそうですね。
2016年7月26日に、やまゆり園事件が起きています。その三か月か、四か月後です。
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副題1、『やまゆり園事件で、相模原市のあの建物内には、一人の死者もいなかった。19人死んだというのは、全くのウソであり、それを、2017年の一周忌に向けて、私がまた、また、主張をするはずだと、推察した、CIAエージェントたちは、妹を、2017年の、7月10日の他殺という形で、殺し、しかも妹の連れ合いは、その時初めて、電話をかけてきて、長時間、「14階から飛び降りた・・・・自殺です」と、言った。これも徹底的な嘘なのだが、それは、👉 この矢印の、次の矢印のところから、説明をする。
この、妹の連れ合いからの電話は、録音され、ご近所様等に、聞かせたと、感じている。しかも、その・・・・・本当は他殺であるものを自殺とされてしまった一年前、妹が、非常におかしい電話を、これまた、1時間近い長さで、私にかけてきた。「ノイローゼ気味で、心配がたくさんある」という話だった。それまで、妹は、私に電話をかけてきたことなんかなかった。しかも、心配事のうち、最も大きなものは、お金がないと、言うポイントだといった。
これも全くのウソであり、私をからかうために、井上ひさしたちが案出した、脚本に基づいて、妹は、話しているのだった。妹の連れ合いが、共産党員だと、推察されるので井上ひさしたちとは、通々なのだった。
私の方は、妹一家に比較をすると、20分の一以下の資産しかもっていないし、圧倒的に貧乏なので、それを、反対に、妹が、自分の方が貧乏だと、言う形にすることで、からかってきたのだった。
こっちが、お金を稼げない書物を、6冊も出版し(自分が出版社になって、制作したが、パソコンが自宅で使えない時代だったので、カフェとかネットカフェとか、図書館等を使ったのだが、そ戸に行く交通費等、費用が莫大にかさんでいて、2400万円の貯金を持っていたのに、すっからかんになっていた。そこを、スパコンを利用する彼ら、CIA エージェントに、把握をされ、からかわれたのが、妹の電話だった。
ここなのだけれど、【カラフルな魔女の鎌倉暮らし】という番組を何本も作ってもらって、また、再放送も、してもらっている角野栄子さんが、その番組の中で、私をからかうセリフを出してきた。角野さんの原作を使って、新しい映画を製作したいと、申し出でて来た、二人の青年に対して、「採算が合うようにしないとだめよ。そうじゃあないと、アマチュアになってしまいます」といったのも、私をからかう作戦だった。それと、同工異曲で、妹がお金がないと、私に嘆くのも、私をからかう作戦だった。そんなことは、その2016年ごろにすっとわかっていたが、このブログに書いたことはない。
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副題2,『父の遺言書を家庭裁判所で、開示するときに、調停委員(?)かな。立ち合い人は、私に向かって、「あなたは、本当のお子さんですか?」と、質問をしてきた。本当の子供で、本当の兄弟なのだけれど、当時の母は、妹の方に、強い感情移入をしていたのだった。そして、当時は不動産価格が、非常に高い時代だった。ところが、相続の際には、税務署の公示価格で算定されるので、不動産をもらう人と、金融資産をもらう人は、ひどく差がつくのだった。その上、父は、明治の男だから、長男優先だった。で、母と弟は、三か所、妹は、二か所の不動産を相続したのに、私には、一個も不動産が来なかった。バブル崩壊前だったし、それぞれの、不動産物件がマンションとか、駐車場で、自分で済むものではなくて、賃貸収入が入るものだったから、その後の三十年間で、私以外の三人は、一億円以上の賃貸収入を得た。その時に、私には、不動産物件の遺産が一つも無かった。ただ、北久里浜と、鎌倉の家を二つも所有する陰には、いろいろ、な、援助があったので、父としては、差別をするつもりはなかっただろうが、妹夫婦の精神のありかたが、ひどく失礼で、きつくて、それは参った。一方で、弟は、生涯にわたって紳士であって、「
::::::::::ここで、カリタス小、通学バス襲撃事件が、これまた、わたくし狙いの事件だったということを語らないといけなくなった。
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副題3、『カリタス小通学バス襲撃事件とは、日吉の実家近辺で、どうも、水沢勉先生(葉山の美術館館長)が発生源だと、思われるが、「礒部さんちの、きみちゃんは、自殺したらしいのですよ」と、言ううわさが流れ始めていることを、私が、歯の診療を受けているときに気が付いたのだった。歯の治療は当時、実家近辺で、受けていた。
妹は、名前を喜美子と言い、朝ドラスカーレットの、主役・戸田恵梨香と、そっくりである。背が高くて、コンタクトをはめると、結構な美女だった。鳥居薬品という医家向け製薬会社の学芸部に勤めていて、連れ合いも、同じ立場だったので、夫婦で、収入が高くて、肩で、風を切る勢いで、私たち(川崎姓となっている私と夫と、子供を含む)一家を馬鹿に仕切っていた。妹一家は、そのころ、お正月休みには、毎年スイスにスキーをしに行っていたのだし。
妹の娘は、看護師だが、セガサミーの里見さんの甥と結婚をして、東上線ときわ台駅から、徒歩3分のところに、二階建てにしか過ぎないのに、エレヴェーターが設置されている豪邸に住んでいる。そして、反対側に三分行ったところの中規模な、私立病院へ勤めている。夫の両親が子供の面倒を見てくれているので、全く安心だそうだ。
この姪を、妹は医者にするつもりだった。ところが、姪が高一のころ、現在の夫となる同級生のお姉さんが亡くなった。通夜に参加した夜から、相手のご両親に「うちの子になって頂戴。お姉さんの代わりになって」と頼まれて、そのまま、家に帰らなくなったそうだ。妹は、ひどく残念そうで、「あちらが甘やかしたから、看護学部にしか行かれなかった。私の手元にいたら、絶対に医学部に行かせたのに」と言って居た。
私は、あれ、変だなあ。姪だって、すでに、高校生だ。正常な判断はできるでしょう。自分が他人の家に、100%お世話になるということは経済的な負担を相手にかけるということだし、・・・・きっと、一か月ぐらいで、帰るのが普通だ。ところが、ひそかに両親を冷たいと、判断をしていたら、こうなる。確かにあの二人は、私に対して、冷たい。ギシギシ、きりきりしている感じが妹の方に在るし、その連れ合いは、冷血動物みたいだ。
:::::::: ここが、私が、前田祝一・清子夫妻が、共産党員だろうと、推察する一つの原因です。共産党員の中でも、この二組の夫婦は、超エリートだから、周辺の共産党員から、別格な扱いを受け、ちやほやされているのです。それで、人を人とも思わないほど、高慢になるのです。あたりを睥睨する感じに至るのでした。::::::::
後日、母が、こういう風に話しているのを聞いた。「喜美ちゃんが、こういったことがあるのよ。今度結婚する相手の親せきに、ICU卒の人がいるって、聞いたので、安心していたのだけれど、実際にお家に行ってみたら、ものすごい貧乏だったの。それで、びっくりした。お父さんが、小さいころ家出をしていたんだって。愛人がいたんだって」と。
それから別の機会に、「うちの子って、どこか、芸術的センスがあるのよね。あんたは絵を描くけれど、キャリアウーマンで、絵は描かない喜美ちゃんだって、お料理一つ作っても、お花をちらっと散らしたりする。だけど、お婿さんの方が全然それを評価しないのよ」と。
なお、うちの母は、私の主人に対しては、「ジョークを言うのがうまくて、いつも笑い転げるわ」と言って居たのです。つづけて、「そのジョークだけど、内容が上品で、人を傷つけないのよね。あれには、感心をするわ」と言って居たので、私の主人のことは、それなりに、いい人だと、考えていた模様です。しかし、口には出さないけれど、妹と、その連れ合いの事は、社会的に、しっかりしているけれど、愛情がないとは、最晩年には、考えていた模様です。ただ妹に芳醇な愛情がないのは、母が妹を二番目の子としてネグレクト気味だった影響もあるのですけれどね。
そのネグレクトの話を、反省なしに語った相手の奥さんの家では、二人のお嬢さんをカリタスに通学させていました。これが、カリタス小、通学バス襲撃事件で、ミャンマー語の堪能な、外交官が狙って殺され(犯人がやったのではなくて、警察の特殊部隊がやった可能性が高い)、犯人も殺されたうえで、自殺と喧伝をされている。そういう事件に結びついていくのです。それを、本日、もう少し丁寧に語りましょう。
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副題4,『私は、1970年代から、実家に子供を預けて、実家のすぐ近所の小田歯科医院に、通っていた。1976年ごろからずっと、40年間、通い続けていたのだけれど、2010年以降、どこかがおかしくなっていった。それで、裏があるとは思うものの、この歯医者さんが技術も説明も上手な歯医者さんなので、変わるつもりがなかった。
その歯医者さんが、上手だと、言うことは、お育ちがいい(両親が愛情豊かに育てた)という意味もあるのだけれど、奥様がいい人だと、言うこともある。上品で詩才と美的才能があり、お花をめでる気持ちがあり、患者にやさしい。
今、私は、橋本健二の、【東京23区 x 格差と階級】という新書を読んでいる最中なのだけれど、日吉の町でも、戦後、東急によって、開発されたこの常盤台という呼び名の、日吉一丁目ほど、サラリーマン社会として粒がそろっている、地域はないと思っている。有名大学を出て、一流企業に勤めていますと、言う人たちで、いっぱいだった。金融資産という意味では、それほど、おかねもちではないかもしれないが、文化資産といういいでは、いい財産を持っている人がいっぱいいた。いうわけで、この常盤台は、一種のブランド住宅街であり、したがって、歯医者さんの、レベルもひどく高いのだった。
私の実家の北隣に、引っ越してきた手塚理美さんと、真田宏之さんが離婚をしてしまったのは、この地域に生活全般を、合わせようとしすぎた手塚さんの方針を、真田さんが嫌がったのが原因だと、感じている。と
しかし、私の本が、アマゾンで、18000円(並装、4x6判で、初期の定価を1680円にしていたもの)で、取引されるほど、人気が出たころ、(2011年の暮れにはそれを発見していたが)、から、特におかしくなった。
本屋で売っていないのに、それほど、需要があるということは、宣伝上手な幻冬社などから出してもらったら、群ようこ級の数の読者数を獲得できると思う。シリーズで、エッセイを、30冊は出せると思うからだ。しかし、私に悪の秘密を知られている、CIAエージェントたちは、ありとあらゆる人的コネを使って、私を弾圧する方向で、動くのだから、この先生も例外ではなくなったのだった。
わたくしが『特別にきついなあ。これは困ったなあ』と、思った先生のセルフがある。ごくごくさりげないのだが、お孫さんの私立中学受験に関するお話(実質は自慢)だった。それが、まえ振りがあって、それと一緒に聞くと、自慢ではない様に聞こえる。たとえば「僕は鎌倉が好きなんですよ。この前は、北鎌倉から江の島まで、歩きました」とおっしゃる。
私はびっくりしてこういう風に応答する。「え、先生、その道を歩かれたのですか。我が家ってその道の途中、八幡宮のすぐ西側です。ぜひ、寄ってください」と、言う。すると、先生は、私の誘いかけなど聞こえなかった風に無視して、おもむろに、「途中で、鎌倉学園があるでしょう。うちの孫、あそこを受験したのですよ」とおっしゃる。「野球が好きなので」と続けられる。先生は、穏やかな方で、いつもと変わらぬ調子で、親しみを込めておっしゃる。しかし、同時刻の来院患者に、「待合室で、白髪の女性から、話しかけられても、会話を交わさないでね」と、命令をしておられるのが、わかるので、気持ちはふさがる。以前は、こうではなかった。四畳半程度の小さな待合室に集まる、上品で、教養の高いご婦人たちと話し合うのは、とても楽しいことだった。それが、奪われたのだった。
私は、2015年ごろまで、入れ歯が盗まれるなどと、言うことは予測もしなかった。今は、寝室に入れ込んで、寝室全体に鍵をかけて寝るが、以前は、二階の食卓に置いておいて、主人が外出した後も、前夜徹夜だったら、ずっと、10時ごろまで、寝ていた。その間に、泥棒が入って、鍵がかかっていない二階の居間から、入れ歯も盗んだ。それと、体調が悪くなって、根かん治療が必要な場合も訪れた。で、一年ぶりとか二年ぶりに、訪問をする。すると、その時に二番目の学校として、立教中学が出てきた。これは、割と短い時間で、過ぎた。というのも立教大学からは、長嶋一茂が、卒業して、有名タレントとして、活動をしているのは誰でも、知っているので、前置きはいらない。先生のお孫さんだったら、お勉強はできるだろうから、中学に入ってしまえば、エスカレーターを、途中で転んで落ちる心配は絶対にない。
いちシリーズで何回も通う。すると、我が家が今、どうなっているかについて、質問があった。その瞬間に『あ、先生は、妹が、自殺だと聞かされていて、それを信じておられるのだ』と、感じ取った。これは、大変なことだった。いったい誰が、それを小田先生夫妻に告げたのだ?と、深い疑問にとらわれた。その時点では、まだ、頭の中に、水沢勉先生(葉山の美術館の館長・・・・父親は、いすゞ自動車の社長だった)が、伝達者だとは、わからなかった。
そのシリーズだったか、別の次のシリーズだったか、忘れたが、沢野夫人(現在90歳を超えて、かくしゃくたる元気さ)が、私と同じ時間帯に、訪問をしてきていて、私が、待合室に入って、10分ほどで、彼女が出てきた。ほぼ、3mの距離で、彼女は、ぎょろっと、私を見つめた。そして、気が付かないふりをした。これは、大変な悪意だった。しかし、それによって、瞬間的に水沢先生の関与がわかった。その時に、敗北感が少し薄れた。「ああ、これは、ブログの紳士リズになるわ。それがきっかけで、妹が他殺であることが証明されるかもしれない。
1997年から、2005年ごろまで、大変親切だった、水沢勉先生が、ここまで、激しい形で、敵方に寝返ってしまったということは、小説としては、面白い話だった。
実は、水沢先生の姉君・悦ちゃんは、たいそうな、しかも古風な風情の美人であるが、どうしてか、離婚をして実家に帰ってきていた。その悦ちゃんが、妹の喜美子と、日吉台小学校の同期生だった。そして、もう一人、同期生がいて、それが沢野家の敷地内で、廊下で、お母さん宅と、つながっている別棟を立てて住んでいる、ひろしちゃんだった。もしかしたら沢野家って、最初から、敷地を二区画、買っているのかもしれない。すると、150坪か、それ以上となる。
私は、事実を知ると、精神が落ち着く、ずっと、元気を回復する。どうして歯医者の小田先生が、急に違う態度になっていったか(特に治療がぞんざいになっていた。これは、本当に困ったことで、別れるか、どうかの迷いどころだった)の謎が解けた。それで、一気に元気回復をして、治療台を、支払っている、沢野夫人の後姿に向かって、「おばちゃん、沢野さんのおばちゃん、お久しぶりです」と声をかけた。するとさっきまで、能面のように冷たい目で、こちらを見ていた沢野夫人が、顔と、目は相変わらずの冷たさだけれど、声だけは元気に、「あら、帰りに寄っていきなさい」といった。「ありがとうございます」と答えた。
30分以上遅れて歯科医院を退去した私は、15mも歩かないうちに、沢野夫人の呼び鈴に達した。どうしようか、迷った。絶対に善意のお誘いではない。お互いにすべてがわかったうえで、ありとあらゆることを沢野夫人側は、自分を守るために最善を尽くしたいと、思っているわけで、決して真実を聞かせられることはないだろうと、思った。私は、この時点で、実家の東隣の人と、北隣の人がすでに、変な対応を、示していることを知っていた。
沢野・母子が、あれこれを、ごみ収集の際などに教えているのだと、推察した。
すみませんが、午前五時になるので、ここで、中断します。
@@@@@@ここが書きかけ中の最先端です。以下はメモです。
妹は、江戸川区清新町の36坪(=、
あ、この人こそ、やまゆり園事件の正真正銘の死者だと、判断をしました。
今まで、・・・・あの事件には死者は、いない・・・・・19人の死者とは、嘘であると、私は、主張をしてきました。しかし、一般の人の目には、全く見えない形で、死者がひとり出ていたのです。これは、非常に大きな、別の真実を明らかにします。
つまり、伊藤玄二郎と、井上ひさしのアイデアに協力した人たちには、不幸や、不運が襲うという例の天のご采配の、証明は、ここに現れていたのでした。
やまゆりえん事件とはね。私の孫の一人に軽い自閉症スペクトラムが出た事を脅かして、嫌がらせをしてやろうとして起こされた事件で、47人の死傷者を出したというのは、全くのウソです。
私は2011年以来、このブログに、読者数が増えたので、それは、責任が重くなったということでもあるので、このブログを手当てするために、午前三時はざらという形で、徹夜を続けていました。しかし、その日、2016年7月26日だけは、どうしてか6時前にNHKニュースを見始めたのです。
企業ホームナビというサイトより、こぴぺしたもの
神奈川県 パワハラ裁判で死亡職員遺族に1億支払い和解
2021/09/13 労務法務, 労働法全般, その他
はじめに
2016年に自殺した神奈川県の男性社員(当時37歳)の母親が、県に約1億円の損害賠償を求めた訴訟で、黒岩祐治知事は母親に1億円の和解金を支払うなどの方針を9月6日に明らかにしました。
事案の概要
県によると、男性職員は06年に入庁し、13年に知事室に配属されてから上司から暴言を浴びせられ、16年に財政課に異動した後、残業時間が過労死ラインの月80時間を超えるなど長時間労働が常態化し、同年11月に自殺しました。そして、2019年に公務災害であると認定されました。県によると、和解案の中では、ハラスメントや長時間労働を防ぐ安全配慮義務に違反したことを認めているものの、パワハラについては認めておりません。
パワハラと損害賠償
パワハラが行われた場合には、パワハラを行った社員のみならず会社も責任を負う可能性があります。その場合の法律上の根拠としては、使用者責任(民法715条1項)や不法行為責任(同法709条)、債務不履行責任(415条1項)等が挙げられ、損害賠償請求が認められ得るといえます。使用者責任とは、雇用している労働者が第三者に対して損害を与えた場合に、当該労働者を雇っている会社が負う責任のことをいいます。そして、使用者は加害者たる労働者と連帯して損害を賠償する責任を負うことになります。なお、使用者が労働者の選任や監督について相当な注意を払っていれば免責されますが、実務で免責が認められた例はかなり少ないです。次に、不法行為責任とは、第三者に損害を与えた場合に負う責任ですが、本件のようなパワハラ事案で会社自身に不法行為責任が認められるパターンというのは、パワハラ行為が会社の意思に基づいており会社そのものの行為だと言えるケース等が挙げられます。債務不履行責任とは、会社が労働者に対して負う契約上の債務を履行しなかったことに基づく責任を意味します。パワハラ事案でいうと会社が労働者に対して負う職場環境配慮義務に違反したとして債務不履行責任に基づく損害賠償請求をすることが考えられます。
コメント
パワハラに対する世間の意識が高まってきたとはいえ、未だパワハラを理由とした紛争が多発しています。企業法務従事者としては、パワハラ抑止のためのガバナンス整備に加え、事後的に対応する窓口を社内に設けることでパワハラ問題が訴訟まで発展してしまうことを未然に防げるようにしましょう。