いま、21日の午前三時です。やっとまとめ終わり、推敲も終えました。で、恒例の△印をタイトルの横につけておきます。ところで、私がレオス・カラックス監督を初めて批判したのがいつだったかを確認するのに、途中でいたく手間取りました。
それがやっと見つかりました。下の2本でしたが、そのあとも、1560本ほど、このブログエッセイを点検していました。これからも、それらを総点検しないと、次の続きは書けません。
前衛的・オムニバス映画『TOKYO!』、・・・・・1 2009-03-03 22:11:24 | Weblog
L.カラックス監督には、手ひどく裏切られた 2009-03-05 00:24:39 | Weblog
その探索だけに、三時間ほどかかってしまいました。今、やっと戻ってきました。夜の11時より再開します。そして、本日は倒置法で書いていきましょう。副題1から重要なことを、先に書いていきます。
副題1、『フランスのマリ侵攻は、日揮襲撃事件を、いかにも正当であると、準備するために、急きょ、用意された理由であろう』
副題2、『日揮、襲撃事件も、その本質は尖閣諸島問題と同じで、アメリカの軍産共同体が裏で糸を引いていたであろう』
副題3、『私がなぜそれ(フランスが、対日密命を帯びて、動いたこと)に気が付いたか?』
副題4、『姜尚中氏の、特殊な役割について』
副題5、『パリマレ地区の、お菓子屋の思い出』
副題6、『映画、ポンヌフの恋人の主人公を連れて、日本で、2週間で映画を撮り終えたカラックス監督』
副題7、『その映画は横浜の、芸大・北野武教室で撮影をされた』
副題8、『皆様の検証ができないように、そのDVDは、売られておらず、メイキングビデオだけが、1000円で売られている。これこそ、私の批判の文章が原因でしょう』
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副題1、『フランスのマリ侵攻は、日揮襲撃事件を、いかにも正当であると、準備するために、急きょ、用意された理由であろう』
ところで、政治に興味をお持ちの方は、忙しくて、レオス・カラックス監督の名声をご存じないでしょうか?
で、最近、このブログへ入ってこられた方は、レオス・カラックスなんていう名前が出ると、『あ、今日は、例の閑話休題だな。読んでも仕方がないな』と、思ってここからお去りになるのでしょうか?
しかし、現代日本政治はマスメディアに支配されているのが確かである通り、文化人が政治家であるケースが多いのです。別にフランスの国会で、レオス・カラックス監督が、代議士をしているわけではないのですよ。だが、対日政策、特に、日本支配の真の実力者としての、国際的軍産共同体の片棒を担いだ、形跡があるので、本日は、それを問題としたいと思います。
つまり、私は『日揮事件は、本当にアラブ武装集団が起こしたかどうかは怪しい』と思っています。尖閣にデモ隊として乗り込んできた、香港の運動家が、とてもいやしい事件を過去に起こした、怪しい人物であるというのがなんと、テレビ朝日の夕方のニュースショーで、発表をされました。今回もそれは、テレビ朝日だったと思いますが、イスラム武装集団が、めちゃくちゃな人間の集合体でもあると言われていると報道をしてくれました。一種の夜盗集団でもあると。私はそれは、正しいとみています。そして、大半の人間はお金で雇われて動いているでしょう。
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副題2、『日揮、襲撃事件も、その本質は尖閣諸島問題と同じで、アメリカの軍産共同体が裏で糸を引いていたであろう』
アラブ武装集団とは、組織的に言えば、三人から五人の、諜略行為を実行するアラブ人トップ集団がいて、後は、お金で雇われた人物だろうと思っております。で、そのトップ連中が、自主的に動いているわけでもなくて、『彼らもまた、より高度な次元では、お金で雇われていて、例の国際的軍産共同体に、結びついている』というのが私の発想です。
つまり、この日揮襲撃事件も、また、本質を言えば、『日本に、実力を蓄えてほしくないアメリカ側が、起こした』、とみています。だからこそ、やっとアメリカは腰を上げて、日米合同演習をやったり、突然、クリントン国防長官が、乗り出してきたりしています。飴と鞭の了念作戦で、日本へ対応しています。日米合同演習は飴であり、クリントン長官が突然テレビの世界で復帰したのは、対日邸に言えば、無知ででしょう。というのも、いかにもこれがアラブ主体の襲撃事件であるかのごとき演技をするためには、やわな新進外交官では、心もとないからです。
が、もし、ここでフランスや、アラブを使わず、アメリカが乗り出して来たらどうなるでしょう。すでに、ニューズウィークで安倍さんをけなしたという先例もある上に、正面切って、二度目の足の引張り案として、安部さんの外遊を阻止したり、その成果を、暗いものにして失敗をさせたりしたら、普通の日本人はアメリカから、本心を、もって去るでしょう。
それもアメリカ側は、怖いのです。で、中国や、韓国ももう使えないとみています。鳩山元首相を使って、中国の南京虐殺跡博物館を参観させましたが、それが、日本国内で大反発を受けています。じゃあ、中国ではなくて、韓国を以前の様に、使ったら、どうなるでしょう。韓国の経済は、もう、青息吐息だと言われています。うまく永田町を手なづけて、日本に優越させるために、韓国を強国として維持し続けるために、日本から韓国へ、援助する大金を、城島、民主党政権時代の、財務省と同じレベルで、譲渡させたいのに、安部民主党政権では、韓国嫌いの人が大勢、政権を支援していますから、金づるが絶たれてしまう恐れがあって、それも、また、痛しかゆしですから、使えません。ところで、ここで、はっきり言いたいのですが、日本は、日本の上に建つ韓国を支援するために国民がアクセスして働いた大金をどぶに捨てるように韓国に注いできたのですよ。そういう真実を国民の目の前から隠してきたのが、日本のマスコミです。なんと、さみしくも悲しいことでしょう。陰では、自分を追い越し嘲笑っている国は、実力がなくて、一方で、こじきみたいにお金をせびっているのですが、それを、やすやすと通す国家が日本です。
で、今回は、韓国を使うことができず、フランスが使われました。
それを裏付けるのが、12日にフランス大統領(または、閣僚)が行ったと、報道ステーションが報道した、マリ侵攻の正当性を主張する演説ですが、安部さんの外遊は、10日前には、準備されていただろうし、それは、秘密でもなんでもないので、タイや、インドネシアのフランス大使館では容易に、日程を把握できたでしょう。だから、安部さんの外遊狙い(つまり、報道時間を少なくさせるために)で、アラブが襲撃するように、アラブを怒らせていると見えるように、12日にフランスが演説を行ったと、私は見ています。報道ステーションさまさまです。
得意になって、特殊なニュースを報道しているつもりらしいのですが、それで、どんどん、裏側が見えてきます。
で、日揮襲撃を、安部さんの外遊の日程に合わせて行う。だが、アラブの武装集団が、日揮の建設中のプラントを破壊する名目が必要だ。それで、急きょフランスがマリ侵攻を、宣言することとなったと、私は見ています。
どうして、フランスがそういう役目を担うのか?・・・・・・は、上に書いてある通り、アメリカが表に出られない。また、韓国も中国も使えないということもありますが、
過去にも何度も、国際的軍産共同体の言うことを聞いて、この種の諜略行為をフランスは、やってきていますので、頼みやすく動かしやすいとみられています。
ドイツは、今のアメリカの主体が、ユダヤ資本の、大富豪たちを含みますので、いささかの懸念やら、遠慮がある間柄です。イタリアは、あっけらかんとしていすぎるし、ドイツと同じく第二次大戦中に枢軸国だったので、疑心暗鬼に陥りやすいので、こと、日本に関しては、複雑なことをたのめません。
イギリスはどうかと言えば、イギリスはアメリカのエリートたち、WASP(ホワイトアングロサクソン、プロテスタント)の人々にとっては過去の宗主国です。で、遠慮がありますので頼めません。それに日本の天皇一家と、イギリスの皇室の間には、紐帯がある模様なので、それもあって、イギリスはうかつには使えません。でも、ここで、このように書くと、将来は、フランスではなくて、イギリスが使役される可能性はあります。
フランスは、サルコジ大統領などが選出されていましたね。サルコジ氏は、とても軽いというか、なんというか、動かされやすいのです。そして、野党政権ができたといっても、日本もそうですが、フランスでも、真実の野党など成長できないと、見えます。野党とか、社会党と言っても、すぐ言うことを聞かせられるのです。
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副題3、『私がなぜそれ(フランスが、対日密命を帯びて、動いたこと)に気が付いたか?』
この日揮への襲撃とは、とても激しい事件であって、耳目を奪うので、独特な、事件の様に見えます。だが、フランスのマリ共和国侵攻の必然性が、特に、今はないですね。大国フランスが、どうして、小国マリへ、空爆をしないといけないのですか? 唐突でおかしいです。
そういえばフランスは、北野武監督を馬鹿にひいきしています。北野監督は、フランスの有名な勲章をもらったそうですが、その勲章の名前がグーグル検索では、くるくる変わります。まあ、いただいたことは確かでしょう。そして、wikipedia の書き手がいい加減だと思います。
だが、北野武監督がこれほど、急に偉大な存在になったのは、なぜか? その理由をみなさんは、ごぞんじですか?
それは、私がha.na.bi という映画内に、挿入した絵を批判した時から始まった現象なのです。
その絵は、印象とか描法が、「むつごろう」さんの絵とそっくりなのです。花や虫などの、対象を、一点だけ、具体的に、はっきり描く。が、背景は一色で平坦である。そこがそっくりです。
むつごろうさんは、文庫本などで、それを、発表をなさっていますし、銀座の画廊GKでも何度も個展をなさっていますから、絵を、外部へ発表するなら、北野武監督はそれと同じことを、やってはいけません。自分一人で楽しむのなら、それも結構です。だが、映画の中で、使ったり、彼本人の文庫本に、そういう絵を挿入してはいけません。
素人ならともかく、美術の専門家には、独創性が求められるのです。ましてやそんな発表をしているのに、芸大教授になれるのですが、それこそ、驚天動地の人事です。どんな人間の毀誉褒貶も、現在の真の権力者、国際的軍産共同体の、エージェントたちの、さじ加減一つだということがわかります。しかも、上野、または、取手に北野監督のために芸大の教室(講座)を作ったら、ほかの教授へ示しがつかないほどの、優遇策が目立ってしまいます。あれほどの、芸能人活動をしていて、どうして、大学の講座が維持できて、学生の指導ができます。おかしい変です。ありえないです。国立大学は、国庫金で賄われています。そこの教授をするなら、自分の年収が13億円だなんて誇ってはいけません。おかしい、
天下り反対と、大勢の有名人が言っている現在、天下りよりひどい、二重就業です。これが許されること自体がおかしいです。
日本の文部科学省に、徹底的なレベルで、国際的軍産共同体の、支配力が及んでいる証拠です。私が、その絵画作品について、批判をしているから、この人を偉い人へと持ち上げる必要があるのです。そして、私は、彼の、絵の描法についてだけ、批判をしているわけではありません。
ビートたけしとして、行った講談社襲撃事件ほど、日本のジャーナリズムを、骨抜きにすることへ役立った事件はないでしょう。フライデーに、ピアノの先生とのいきさつを書かれたから起こったですって。それは、有名税でしょう。なんというわがままで、本質がわかっていない人間だろうか?
芸能人は人に知られて何ぼです。特に、大衆に知られて、何ぼです。大衆とはパンとサーカスを求めています。自分が芸能界でお金を稼いでいるのなら、愛人とか、不倫とかいうことへの嗅覚が激しいパパラッチに追われるのも仕方がないではないですか?
2011年度は、13億円の収入があったそうですが、それは、知名度が高いからでしょう。知名度が高かったら、私生活に興味をもたれるのも当然です。それを、怒って、復讐するために、子分を連れて乗り込んで、消火器や、傘で、襲撃して、復讐をしたのですよ。フランスで、北野監督を尊敬している人間たちは、彼の、そういう過去を知っているのだろうか? いいえ、決して知ってはいないでしょう。
しかも、パリで、大個展をやってもらっていますね。そこからも、推察ができるのです。フランスが、国際的軍産共同体の、言うなりになって動くということが。
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副題4、『姜尚中氏の、特殊な役割について』
そして、2013年1月18日の、報道ステーションには、姜尚中氏が出ました。そして、アルジェリアと、フランスの関係を解説し、いかにもアラブと、旧宗主国、フランスとの間に、恩讐や、対立があるように、解説をしました。
『おー。彼らに、またもや、使われましたね。これで、私が気が付いた、事例としては、3回目ですね』と思ったことです。氏は、上品だし、自己コントロールができるので、最初は、敬愛をしたり、ファンになったりしました。
特に専門外の、分野から突然に、私の専門分野の美術に乗り込んできて、日曜美術館の司会者になりましたので、毎週、1時間は彼の顔を見ることになったのです。その一方で、私はこの人とは全く別問題として、どんどん、ブログの内容を深めていきました。すると、国際的軍産共同体は、ひどく困って、ありとあらゆるルートを使って、私をいじめてきました。つまり、隠微な弾圧を重ねてきたのです。
そのうちの一つが、姜尚中が使われたルートで、氏が、英語教育を否定したことです。そういうエッセイが、AERAか、ニューズウィークかのどちらかに載りました。むろん、こういう説を唱える人は多いです。ユニクロや楽天が、英語を会社内の主要言語にするという発表をした後で、特にこういう論議が起こりました。
しかし、姜尚中氏の経歴や、バックグラウンドを知る私には、これは、いただけないです。深い怒りに駆られました。氏が、今日あるのは、日本名(通名)で、勤務した、国際基督教大学時代の実りや支えがあるからです。その国際キリスト教大学の最も大きな特徴は、英語を最初の一年で、叩き込んでくれることです。二年から上では、日本語と英語の両方を使って、勉学研究をしていくわけですが、一年時は、英語の学習に多大な時間を割きます。で、その結果どうなったかというと、卒業生が大変少ないにもかかわらず、外国と関係のある企業、または、国際的機関に、勤務する人間が多く、また、そういう男性の奥さんとなって、ご主人を助ける女性として、彼ら・彼女らが、重要な、キーパーソンとなって、今日の、日本の、経済的発展がなったという側面があるのですよ。
それなのに、そんな恩沢を受けているあなたが、アエラ(か、ニューズウィーク)で英語教育を否定するとは何事ですか? あの記事を見て、そのタイミングも考えて、(それは、繰り返すようですが、なにか、私が真実を書いたときでしょう。時々、私が、大きくステップアップをするときがあって、30%規制を外していくことがあるのです。
そういうケースの直後だったと記憶しています。ただ、何年、何月何日のことだったかは、図書館で、大量の時間を調査に、費やさないと言えませんが、記憶ではそうなのです。
その後、フェイスブックに入っていた期間に、姜尚中氏の評判が非常に悪いのも知ってビックリしました。私は朝まで生テレビを見ない人なので、氏が、政治に関しては、どういう論調の人化は、全く知らなかったからです。ただ、日曜美術館の司会者としてのソフトな語り口しか知らなくて、その頭の中の政治的な態度や思想は、全く知らなかったからです。が、そう言う悪口を、踏まえて調べてみると早稲田卒、在日の出自があるなど、二重三重に、国際的軍産共同体のエージェントに、かわいがられ重宝がられる要素があることがわかりました。
たとえば、私はそれら、在日エージェントの頂点に立つ存在として、一般大衆には一切その名前を知られていない成岡庸司君が、在日の出自を持つとすると、姜尚中氏を、持ち上げてあげるのもよくわかるのです。
姜尚中氏は、成岡君に出会ったことがあるのではないかしら?
そういえばレオすカラックス監督に反日映画に、大きくかかわって、死刑執行をした、千葉景子法務大臣はなんと、横浜国立大学の付属中学校卒業でした。本日初めてそれを知りました。
それで、あとで、詳述する彼女の奇妙な行動もすべて納得されます。なお、初めて、このブログの世界へ入ってこられた方のために書きますと、私も、その中学の卒業生で、千葉さんより、六歳上ですし、成岡君もその中学の祖t行政であり、私と同年齢です。
そういう人材が、呼ばれた、2013年1月18日の報道ステーションを見ていて、ますます、この日揮襲撃事件が、安部さんの外遊を、国民に映像としてもニュースとしても知らせないようにするためのものであることを確信するようになったのです。
そして、残念ですよ。無論のこと。日本と、文化交流の歴史の長い大国フランスが、こんないやなこと(日揮襲撃事件)をあたかも正当なもののように見せることに加担をしていることを見つけて、・・・・・
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ここから先は、倒置法を用いない場合に、ゆったりと書いていく前段階の部分です。上に書いたことの傍証を、レオス・カラックス監督の、反日映画「TOKYO内の第二部・メルド」を中心に丁寧に、やっていく文章です。、
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副題5、『パリマレ地区の、お菓子屋の思い出』
まあ、びっくりするような形で、ニュースが起こりましたので、皆様もこころ揺さぶられたと、推察しますが、私も書くテーマの予定がすっかりくるってしまいました。だけど、少しずつ元へ戻します。
今は、映画に集中していたのです。で、フランスに、レオス・カラックス監督という人がいます。12年前パリのマレ地区、サンポールにいたときに、あの彼の大成功作『ポンヌフの恋人』の主役の男性の方とそっくりな、男性がいて、知的障害があるらしいので、就職をしていなくて、町の人の施しで生きている様子を目にしました。
コインランドリーで寝たり、パン屋さんで、ものを、恵んでもらったりしていました。そのパン屋さんは、日本から集団で視察旅行が来るほどの大きなところで、ケーキもむろんおいてあります。しかも御嬢さんが非常に意地悪なのが特徴です。私が版画の制作で、爪の間にインクが入り込み、つま先が黒く見えるので、労働者階級と、思われ、非常に軽蔑をされました。
それでも、この障害のある青年には優しいのです。それは、かれがあの映画のモデルになったので、有名人だから、たいせつにされているのか、それとも、 フランス人が、弱い存在に対して全体に優しいのか、そのどちらが正しいのかは、私がフランス語の会話が堪能ではないので、質問をしたりすることができませんでした。
ほかに、この手の質問を英語でぶつけることのできる人はいましたが、たまたま、その青年が目の前にいないと、そういう質問をすることを忘れてしまうので、いまだに、フランス人が優しいのか、それともスノッブなのか、どちらかがわかりません。
ところで、みなさん、お菓子やの御嬢さんがいじめてきたのは、どういう形で明らかになるかというと、ケーキの箱にランクがあって、私が、3000円台、4000円台、5000円台と、ランクの違うホールケーキ(丸いもの)を、最終段階でお礼用に、毎日、連続して買ったので、解った事でした。ホールケーキ(丸いもの)を買うと、値段によって、それぞれ、違う種類の箱に入れてくれるのです。
日本は、紙の細工が、丁寧で優秀なので、15年前ごろは、お菓子には、しっかりした白い箱を利用することが多かったのですが、フランスでは、厚い紙にカラー印刷をされた箱を、組み立てて使うのです。そのカラー印刷にランクがあるのですね。オレンジ色一色とか、三色の印刷なのだけれど、花が地味なのとか、総カラーで、かつ、印刷してある花が豪華なのとか、数ランクの区別があるのです。雇われている女店員は、感情抜きで、ケーキの値段に応じて、箱を準備するのに、御嬢さんは、「いいのよ。悪い箱で」と、女店員に脇から命令するのでした。その時に目がつりあがっていて、意地悪そのものの顔になるのです。で、その1998年当時の私は、普段、日本でも、適切な喧嘩はできない方で、そのうえ、フランス語が、自由ではないので、やられっぱなしです。ひそかな意趣返しは、「このお嬢さんは、未婚でしょうね。この人は絶対に男性には好かれませんよ」と思うくらいでした。恋愛やら結婚の成就はやはり、性格の良さが大きい要素だと思います。
パリは15年前でも、60%が未婚で一人暮らしだそうですから、結婚をしていなくても別にどうっていうことはないのです。上の言葉は私のひそかな意趣返しです。(苦笑)
が、地下鉄などでは赤ちゃんが、すべての人に大切にされているのです。それには、びっくりしました。赤ちゃんの両親、親せきの人は無論、ちやほやしますが、それ以外の、赤の他人である普通の人、みんなが赤ちゃんをとても大切にして、あやしたりしています。それも、びっくりです。フィルムノワールなどを見たり、ボーヴォワールを読んで行ったフランスの、思いがけない、素直さというか、素朴さに触れた、驚きでした。丁度、先週のNHKの朝ドラ『純と愛』の中の超がつくほど、愛らしい赤ちゃんを、みんながあやす場面みたいでしたよ。常にそうだから驚きます。
が、帰国寸前に、パン屋の御嬢さんに対しては、復讐をすることができました。(笑)まったくの偶然でしたが、隣の紳士と、パン屋で前後の列に並んだのです。その時点で、隣の紳士には、のこぎりを借りたりしていて、顔見知りでした。隣の紳士も独り者で、素晴らしい多数の蔵書もちで、立派な家具(モダンなデザインのもの)に囲まれている紳士でした。そしてインテリでもありました。それは、着ているもの(ラクダ色のウールのロングコート)ほかで、私にも察せられますが、パリのネイティヴにも、すぐわかるモノらしいのです。
ところが、私もインテリですから、パン屋の御嬢さんに軽蔑される私は、その紳士からは、尊敬をされていました。で、二人で、英語でペラペラしゃべるのを、その意地悪な御嬢さんがうっとりと、ケースの内側から見ているのです。むろん、私の方ではなくて、紳士の方ですけれどね。紳士は、48歳ぐらいで、御嬢さんが、42歳ぐらいですから、恋愛の対象として、彼を見ているのでしょう。だが、紳士は御嬢さんのそういう視線にも気が付かぬ風情で、ずっと、私と英語で話し続けたのですよ。それが、かわいい復讐です(苦笑)、私は当時で、56歳でした。
私としては、彼女がうっとりと見つめている紳士と、自分が対等であり普通のパリジェンヌとか、パリジャンが使わない、または、使えない英語がペラペラだったので、面目を施したというわけです。事前に、一応フランス語はマスターしていったつもりでしたが、向こうで、版画関係の仕事が英語でOKだったので、フランス語を使わなくなったのです。フランス語を使うのが面倒臭くなって、英語ばかり使ったので、とうとう、フランス語会話は身に付きませんでした。
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副題6、『映画、ポンヌフの恋人の主人公を連れて、日本で、2週間で映画を撮り終えたカラックス監督』
いや、いや、物語風な脇へ入り込みすぎてしまいましたが、言いたかったことは、レオス・カラックス監督の、最も当たった映画、『ポン・ヌフの恋人』の主人公に、そっくりな青年がいて、その青年が、映画と同じように、知的障害がある模様で、だからこそ、町全体で、引き受けているという感じだったのが、感動的だったのです。別にくさいとも思わないし、皮膚が汚れているとも思わないし・・・・・そう見えるのは、彼が町全体に保護されているからでした。いつもホームレスが気にかかる私にとっては、このマレ地区の人々の対応は、新鮮だったのです。だって、マレ地区って、ユダヤ人が多くて、大富豪が多いそうですよ。私のすぐ上の階の御嬢さんも大学の地方の学長の娘だと言っていましたし。お父さんにも出会ったけれど、手塚治虫のお茶の水博士を、ずっと、細身にしたような最高レベルの紳士でした。
私は無論、映画『ポンヌフの恋人』は高く、評価しています。それで、大昔からメルマガで書いています。それが影響したのか、レオスカラックス監督が、例の、国際的軍産共同体に、使役をされることとなったのです。
それが、映画TOKYOの第二部、『メルド』の制作です。たった、2週間で撮影をし上げて、その時に、「日本の関係者の親切には、感謝します』と言っています。それは、大勢の外人がそういいますが、レオス・カラックス監督の場合は、意味が非常に重いのです。それは、彼が反日映画を撮影していることを自覚をしていた言葉と読めるからです。
映画「TOKYO」の中での、レオス・カラックス監督の撮影した部分は、暗喩で表現した、からかいと、侮辱に充満したひどくひねった形の反日映画だからです。
それを指摘しているのは、図書館で調べまくっても、唯一、日経新聞の文化往来のコラムだけです。後は、ほめまくっています。名声に弱い日本人の、スノビズムの恥かしさに、ほほが赤くなる思いがします。
どうして、名声のある監督が、これほど、おかしなだまし討ちをするのだと、疑問を持ちましたが、どこかで、レオス・カラックス監督は、デュポンの一族だと、見たことがあって、『なるほど』そういう裏があったのですね。と納得をした次第です。デュポンというのは化学メーカーですが、世界を股に掛ける、大企業でしょう。で、例の国際的軍産共同体の一員というか、典型であるはずです。
彼は、若いころは、ビジネスマンになるのなどいやだと反発をして、精神的流浪を重ね、それによって、大芸術家になった人でしょうが、『この脚本なら、本心を見破られまい』と、侮って、制作したのが、映画「TOKYO」の中の第二部『メルド(日本語訳、くそ)』の部分です。
あらすじを言うと、ポンヌフの恋人で、知的障碍者を演じた同じ俳優が中年となって主人公メルドを演じています。彼は、東京の地下水道に住んでいるという設定になっています。彼は、特別な言語(メルド語、つまり、くそ語)しか話せません。しかも世界中のほとんどだれもそのメルド語を理解できません。
これは、周到に用意された日本人全体に対する罠です。もし、私のように、『この映画はどこかおかしい』と感じる人がいて、それを指摘された際には、「メルド語は、誰にもわからないのですから、私にも、何を言っているのかわかりません」と、監督自身が言い逃れ、日本とか、日本人を侮辱したと言われる、その手の責任を逃れるための設定でしょう。
最高ランクの芸術家が、こんな下品なことをして、それをまた、文化庁が、800万円のお金を助成していることと、映画評論家を自認している文化人、青山某氏ほかが、ほめまくっているのがぞっとする出来事なのです。
暗喩が、効果を上げていますが、その結果、日本が軍事国家であるかのごとき誤解を全世界に与えるでしょう。それが、どうしてそうなるかというと、メルド語しか話せない主人公が、日本の地下で下水道に住んでいて、そして、その中に置いた戦車に住んでいて、その戦車に、第二次大戦中の日本の、旭日旗が、張り付いているからです。
まるで、日本のあっちこっちにまだ、戦車が、秘匿されているみたいに見えます。だが、こここそ、フランスパリなら、よく知っているが、日本のことはまるっきり知らないレオスカラックス監督の大誤解のある部分です。そして、彼が、青少年期の時代に、一種の不良少年として、世の中をさまよった名残のあるところです。こんな脚本が、一億位千万人の、人間がすむくにをひょうげんしえると思うのは、傲慢の極みです。お金持ちのボンボンの不良性が見事に出てしまったところです。
中世から、長い伝統を持つパリの地下水道は、大きくて、汚いのでしょう。壁は、長年のヘドロで。ドロドロで、茶色で、天井も高いのでしょう。
しかし、日本の下水道は、歴史が浅いです。それで、鉄や、プラスチックの管が、発達した後で、できていますので、ほとんどが管であり、四角い形とか、不定型な形ではありません。しかも、直径一メートルぐらいの下水管が集まる下水処理場は、完璧に近代化されています。それは、プラントみたいに近代化されているでしょう。後発だからこそ、そうなのです。ところが、下水先発国、フランス・パリだけを知る、カラックス監督はまるで、違うものを提示しています。
先ほども言ったように、そのすごく汚い、しかも天井の高い下水道の中に、戦車が、入れこめられていて、その戦車の脇には、旭日旗が、描かれています。つまり、第二次大戦中の日本軍が、いまだに、日本の国内に、生きているかのごとき、連想を抱かせるように、しつらえてあるのです。
この後で、南アフリカで、サッカーのワールドカップが開かれました。岡ちゃんが、いい成績を残した大会です。遠藤、本田、川島などが活躍した大会です。あそこで、観客席で、その同じ、旭日旗を振り回した人間がいて、なんとか、かんとかと物議を醸しだしました。それは、反日の韓国人だったか、愛国的な日本人だと、報道をされたか、どちらかは今では、うすぼんやりとした記憶しか残っておりませんが、ともかく、その旭日旗のニュースが出たのは、私が上のことを問題にした後だったのです。そして、そのニュースと自分の文章の間に関連があると、気が付きました。常にそうです。私の文章を否定するために、ニュースがエージェントやスパイによって、作り出されるのです。
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副題7、『そして、その映画は、横浜の北野武監督の芸大で、撮影をされたのだった』
上の方で、私は北野武監督を激しく批判をしています。それで、読者の皆様は、私を偉い人をこき下ろす、ひどく野蛮な人間だと誤解をなさっておられるでしょう。井上ひさしも批判をしていますし、酒井忠康氏も批判をしていますし、八幡宮の吉田宮司も批判をしていますから。
ところが、これらの批判には、それぞれ、意味や理由があるのです。レオスカラックス監督jの、その問題の多い映画、「メルド(=映画(TOKYO)の第二部」は、北野武監督の芸大を使って、(そこは、税金で運営をされています。事務員もすべて、国家公務員です)撮影をされたのです。嘘の下水道や、嘘の裁判の場面もそこを使って撮影をされたのです。
そこからも、北野武監督が、その種のエージェントにかわいがられていて、国民をだまし、透かし、洗脳していく人間と、同じ手合いなのだということが見え見えにわかってきます。そして彼が飼っているタレントの山本モナちゃんが、一種の美人局の役目をはたして、細野豪司氏は、そちら側に組み込まれ、民主党の若き獅子として、獅子奮迅です。だけど、男性からも、女性からも好かれていないのに、それを、エージェントたちは読めません。はいちゃ、それで、民衆党は、先の衆議院選で大敗しました。嘉田由紀子さんも、すかれていなかった模様です。で、小沢氏も大敗しました。彼らのもくろみはことごとく外れましたね。
それを挽回するために、アルジェリアでの、日揮への襲撃事件は起こされたのです。胡乱で、汚いやり方です。まるでまっとうではないです。安倍さんみたいなお坊ちゃまでは太刀打ちできるかと心配になるから、選挙前には、総裁就任を反対したのです。でも、これだけの大量票を得たのですから、自信を持って頑張ってください。そちらの方向が、今はまっとうな方向です。
その頃のことを、以下の文章で書いています。
文部科学省(26日、虎の門)から、芸大(27日、横浜)へ 2010-07-27 12:09:02 | Weblog
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副題8、『皆様の検証ができないように、そのDVDは、売られておらず、メイキングビデオだけが、1000円で売られている。これこそ、私の文章が原因でしょう』
ともかく、ひどい映画なのですが、それを、日本人はほとんど問題にしませんでした。映画『コーヴ』と映画『靖国』は、賛否両論を巻き起こしました。そして、大勢の人が見たと思います。そして、グーグルで検索をすると、映画『靖国』に関しては多くの項目が出てきます。
ところが、この映画、「TOKYO」の方は検証したくても、DVDが売られていません。私が、それを問題にし始めた、2009年3月3~5日の前には、それが、売られていたと信じますが、今では売られていません。
メイキングという、短いものが、1000円で売られているだけです。商品番号、VPBFー13126です。が、これをお買いになっても、問題の個所は出てこないはずです。
さて、ここから先は、時間が相当にかかります、時期をいちいち確定しないと、説得力が生まれないと、思うからです。文章を書くのは難しくないのですが、タイミングを特定して、検証していくのには相当以上に時間がかかるので、20日の夜は、ここで、留とさせておいてくださいませ。よろしくお願いをいたします。
2013年1月20日 雨宮舜(本名川崎、千恵子)
推敲の前に、リラックスをしたくて、録画の音楽番組でも聞くかと、テレビのチャンネルを入れたら、マリ巣やん存す式のバイエルン放送交響曲団のベートーヴェンの交響曲全曲演奏会の、田園の部分を演奏していました。なんと心が慰められたことでしょう。私はシンフォニーでは、この田園が大好きなのです。ピアノ曲はシューベルトの即興曲ですが。ヴィオりンと歌については、選べないのですが、シンフォニーはこれであり、ピアノ独奏曲はシューベルトの特に、即興曲です。
このブログの2010年以来の述べ訪問回数は、1471849です。
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