さて、少し追加で書かせていただきます
いろいろいつも考えています。
考えることは自分のいる場所から日本を見つめること。僕のいる場所は病院ですから、病院から日本を見つめることですね。
病院には病気の人や見舞客、多くの人が訪れます。本当に多くの人が。それを見ながら・・・僕はよく「こんな病院があったらいいな~」と思っています。
それは病院に並列して一つのショッピングストアがあるような・・・。アメリカとかにはあるのではないかと思ったりしていますが・…イメージはわかないですよね。
僕は病院は一つの大きな「雇用の場」であり「生活の場」だと思います。病院を一つの役割、つまり「医療従事者」と「患者」の関係だけで見ていると非常に狭い場所ですが、ここにはお見舞の方々や医療以外の面で(たとえばコンビニ、レストランなど)勤務されている場所だと思います。
病院はオフィス街や学校近辺などと比べて・・まさに多様な年代の方が集まる場所だと思います。
また視点を変えると24時間動き続ける場所です。
そういう意味で視点を変えたら多くの顧客が出るだろうと思います。顧客がいれば労働者が出ますし、そして多くの収益が出るのではないかと思ったりしています。
医療従事者、そして長期入院している患者さんはストレスがたまります。環境が変わるとストレスなども減るかもしれません。
例えば・・・病院に大きな本屋があったら。当然ながら医療従事者だけでなく、患者さんや家族、見舞の方々が読む様な本があれば・・・。患者さんの家族は状況によっては付き添ったりします。その時間をうまく利用できるような店があれば。
コンサートホールが病院内にあれば・・。ここはもしかすると近くの高校生(学生)が練習する場所かもしれません。そして患者さん達がその練習を聞き、感動する場所になるかもしれません。
そう言った店には当然従業員が必要になります。
その従業員の必要なものも病院内で得ることができるといいですよね。
病院の中にレストランなどもあります。スタバなど喫茶店も当然入りますし、様々な店が入ります。これは現時点で様々な病院で見かけますけどw
そんな中ジムがあったらとか思ったりしますし、アメリカではホテルなんかもあると聞きますが遠方から来た家族や容体の悪化している患者さんの家族が泊まるような場所があればと思ったりします。
そう考えると病院周辺だけで一つの就職口ができるような気がします。アメニティが改善することが日本の雇用問題の改善になるかもしれませんし、病院にとってもある程度の収益増につながるのではないかと思ったりしています。
そして勤務している医療従事者、入院している患者の何らかのメリットにもつながりそうですし…そんなことを「ぼんやり」と考えたりしていました。
病院にいる医師の一人として病院の中から、関係する患者さんや家族、同僚…多くの人々を見ていると病院には「患者さん」と「医療従事者」以外にも様々な可能性がないだろうか…と思ったりしています。
まだ、深くは考えていないのですけど…病院に「目的」を持って集まる人たち。 会社とは異なりますが、それゆえ大きな可能性を秘めているのではないか。
雇用の問題、医療の問題、様々なものを解決する方法が実は「病院」とその場所に関連する人達に対する「色眼鏡」を変えてみれば・・・あるのではないか。そう思っています。
目的の異なる人がこれほど多く集まる場所はあまりないのではないか。そう考えると病院には様々な可能性があり、病院の一部は「テナント」であり、そのテナントは「雇用」につながり、多くの医療従事者と患者さん、その家族、そこで働く人々…様々な人々の生活を改善する場所である。
病院に行くと実は何でもそろう(笑
なんてw
そんなことを「病院」というものに見てしまいました。現実としてどうなのかはわかりません。ただの思い付きですので。
ただ、病院に集まる人は「患者」さんだけでなく、見舞の人がいてさらにその見舞い客の方々の中には「高齢者」から「子供」までいて…オフィス街などよりも顧客の層が広い。
病院は人が集まる場所です。患者さんの中には仲良くなる方々もいます。もし、そう言った人たちが集まる場所を提供できたら・・・。さらに趣味を少しできるような場所が提供できたら。
れは雇用だけでなく、患者さん達へのメリット(ついでに医療従事者・・・そして日本?)にもなります。
・・・まぁ、感染症に弱い人たちにはちょっとつらいですけど
病院に「医療を提供する」以外の機能をつけることが…何かデメリットがあるだろうか?
http://blog.with2.net/link.php?602868
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そう思っています。
長くなりましたが、病院という一つの多様な人々が集まる場所の可能性を…様々な人が考えてくださると…面白いのではないかと思います。
常識を破壊することもたまには必要ではないかと思っています。特に今の日本には。最近の政治を見ていると「維新」の人材よりは「信長」のような人材が必要なのではないかと思ったりしています。
それでは、また。