こんばんは
15時過ぎに明日から抗癌剤治療を行う患者さんに中心静脈カテーテルを入れていた際に(まぁ、入れたのは研修医の先生。最終的に鎖骨下静脈穿刺は僕がやりましたが)、看護師さんがまだ朝から休憩に入れていないという話になりました。
看護師数が・・・異常に少ないため(これで事故が起きたらどうするの?)誰も休みには入れないという。昨日は45床を3名・・・。今日は4名。で、誰も休めずに21時まで勤務予定。8時から開始しているから予定だけで13時間・・・。
早くどうにかしろ。こっちも大変になるんだから・・・・。
と、病院上層部に言いたい。
患者さんを減らそうにも血液内科自体が少ないから、患者さんは溢れんばかり・・・。こちらは僕が…自分で言うのもなんですが「眠らない医者」「原子力で動いている(と言われた割に・・椎間板ヘルニアで動けなくなりましたが)」というくらい人一倍パワーはあるつもりですので、カバーして行けますが(分裂はできないので、場所・時間の問題はクリアできず)・・・・。
上からは・・・患者さんの受け入れに関して「先生は良くても、看護師さんや研修医の先生は体がついていかない」と言われ、当分自粛予定・・・・。
僕が出張するかも知れないというのもありますが・・・・。
さて、今日の記事はまずは先程コメントを頂きました「被災透析患者救済プロジェクト」のご紹介を・・・。
先程のコメントをそのまま抜粋します
「被災透析患者救済プロジェクト」
藤山勇司と申します。私は被災透析患者救済プロジェクトを立ち上げました。
エイブルと東京内科医会の橋渡しをし、東京に疎開された患者さんを集団治療から医院から近い貸家にご案内しております。
敷金、礼金、仲介手数料は無料。三ヶ月分の家賃も無料。その上、当面必要な家具も揃えています
このプロジェクトは私が被災地の惨状を目にして
(良かった、木更津や苫小牧でなくて…)
と思ってしまった贖罪です。決して思ってはならないことでした。
思い悩んでいるときに、知り合いの記者から携帯に電話がありました。
「藤山、お前なんとかならんか」と。
受け入れ態勢が確立し、昨日は一家族の転居に成功しました。
なぜ、仲介業者が良いのか、それは患者さんは物ではありません人です。
引越しは大きな決断です。
「ここに入れ」では納得しないのは当然のことです。
病院から近い場所、日当たりの良い場所、公園の近くなど、人の好みは千差万別、選択するからこそ納得されるのです。
宮城県で2名の患者さんが死んでいたことが読売新聞で報じられました。
一刻を争う事態です。広く世論に呼びかけるには当方は力がありません。
被災者の中でも人工透析患者さんは特に死の淵に立たされています。
被災透析患者プロジェクトを広く知ってもらいたいたいと思っております。
どうか、お力添えをお願い申し上げます。
以上、略儀ながら伏してお願いとともに。
藤 山 勇 司
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エイブルに関して確認したら、こんなのが
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2195866.html
僕には何も力はありませんが、悪い事業ではなさそうですのでご紹介いたします。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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では、また。