新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

ど~でもいい話:僕と地震

2011-04-30 16:27:37 | ど~でもいい話

さて、ど~でもいい話です。

 

今回の被災地派遣で・・・地震は多数あったはずなんですが…実は一回も認識していません(汗

 

一緒にいた看護師さんや救命士さんなどは地震に気が付いていたらしいですが

「~~なんですよ」

と、ひたすら患者さんに説明。

 

患者さんに説明が終わった後で質問されました。

先生。さっき、地震があったのに気が付いていました?

「え?」

「気づいていなかったんですね?」

 

・・・・・・・まったく気が付いていませんでした。患者さんと接している以上、僕の意識はすべてそこに集中します。自分で言うのもなんですが五感全てを動員して診療していますので、他のことは意識にないです

 

こう書くと「診療しているときは患者さんに集中しているんだな」と思われると思いますが

 

ある日の朝方

先生、おはようございます。結構地震大きなのが来ましたね

「えぇ?」

「・・・・・」

・・・・気がつかなかった・・・orz

 

結局、地震不感症なんですね・・・。

地震、相当大きなのが来ないと気がつかないかも・・・・(汗

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なかのひと 

では、また。

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面白くない取材対象か?

2011-04-30 16:16:02 | ど~でもいい話

さて、続けます。

 

今回、在宅診療などもありました。その時にたまたま記者さんが付いてくる…ということがありました。

 

こういうと申し訳ないのですが、マスコミの方が付いてくるというだけで…なんか気になりましたw

 

診療し始めるときにならないのですけど。

 

患者さんを診始めると、まったく他のことは意識から外れてきます。

 

記者さんから質問があり

先生は原発30km圏内に入ることは怖くないのですか?

と言われたので

「え?怖くないですけど?」

と答え、

放射線のこととか気になりません?

今のレベルなら気にしません。再臨界したら・・・ちょっと逃げるしかないですけど。気にしてません

「・・・・・」

 

そのうち、また質問が

先生は被災地の患者さんに接するときに、何を気をつけられていますか?

「何も。人と人。医者と患者。その人間関係に、たまたまバックグラウンドとして被災者というのが加わっているだけです。特別扱いすることがおかしいです

「・・・・」

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なかのひと 

以降、質問がありませんでした。

 

・…期待していた答えじゃなかったんだろうな・・・。

 

けど、事実だからしょうがないですね。

 

他の方への質問は、結構長かったみたいですけど。

 

この答えで、変な書き方になっていなければいいけど・・・・(汗

 

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リンクスタッフより:e-レジフェア2011-PREMIUM-のお知らせ

2011-04-30 16:07:25 | 医療

こんにちは

先程の記事のコメントにこちらの案内がありましたので、紹介します

☆告知☆

来たる5月29日、東京国際フォーラムにて『e-レジフェア2011-PREMIUM-』が開催されます!現在参加申し込み殺到中!

☆参加無料☆

企画満載

○先輩研修医の部屋:あの有名研修病院の後期研修医や指導医とお話ができます!

○特別講演:福島 孝徳Dr/白石 吉彦Dr/松村 理司Dr/南淵 明宏Dr

○参加臨床研修病院:約60病院○お友達を紹介すると特典も!:参加申し込みの締め切りが迫っています!

下記URLより今すぐ参加登録を!

https://www.e-resident.jp/2012/fair2011/entry.php?join=0&lecture=0
■運営会社 株式会社リンクスタッフ(http://www.linkstaff.co.jp/
東京都港区赤坂4-9-17赤坂第1ビル6F
TEL 03-3401-7277 FAX 03-3401-7790

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東京国際フォーラム・・・被災者の受け入れが終わったんですね。

そんなことを考えてしまいました。

 

僕も研修医の時に国立がんセンターで開催された「セミナー」に参加したことがあります。

興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

 

では、失礼します。

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帰ってきました:自立のためには、撤退も必要か?

2011-04-30 15:43:49 | Weblog

こんにちは

 

福島から帰ってきました。

福島だけでなく、仙台に一度よったこともあり津波のあとも見てきました。福島の北部も津波の爪痕が残っていました。

 

被災地に入っていろいろな話を聞きましたが、基本的に医療ニーズは満たされてきているようです

 

某自治体の長の方が言ったそうですが

基本的に医療ニーズは満たされてきている。巡回診療などがあると、かえって住民の自立ができなくなる。だから来ないでほしい

素晴らしい話だと思います。確かに巡回診療などがあると患者さんには便利なのだと思います。僻地の被災地に関しては、被災前よりも医療従事者が多数入っています。

 

事実このようなことも見受けられています。

車で開院したクリニックにも行けるんだけど、避難所に医者が来るから(行っていません)

基本的に歩けないような方や足がない(車やバスなどがない)方のための巡回診療であり、来てくれるから行かないというのでは「本末転倒」である。

 

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なかのひと 

それは医療だけでなく、全てにおいてそうなのだと思います。最終的には自分で立たねばならない。

何事にも「リハビリ」をして、徐々に進めていく必要があります。

子供の自転車の練習も、最初は補助輪が必要かもしれませんが、ずっと補助輪をつけていては補助輪なしで乗ることなどできません。

 

直接的な支援から、徐々に間接的な支援に移行する必要性があるのでしょうが・・・医療に関しては、そろそろそういうタイミングかもしれないですね。

 

それでは、また。

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