こんばんは
先日、骨髄腫の研究会に参加した後、東京に異動してきた知人と飲みに行っておりました。その飲み会が激しくなり、大変でした。飲んでいた店に某有名人がやってきていたみたいです。その知人は知り合いらしく、すぐ気が付いたみたいですが、全然わかりませんでした。
ちなみに今職場では「内科学会総会」の演題締切が近づいているので、一生懸命データ解析にいそしんでいます。それが終わったら基礎実験に戻るつもりです。いろいろ試薬も購入しましたので。
先程、治療関連骨髄異形成症候群(MDS)に関する質問をいただきました。細かく書けば細かく書けます(染色体異常がどうのとか)が、難しいだけですので・・・簡単に書いていきたいと思います。
基本的に骨髄異形成症候群に関しては「骨髄異形成症候群の説明(患者さん向き)」をご覧ください。
さて、治療関連MDSというのは何かといわれると、抗癌剤治療や放射線治療の後に発症する骨髄異形成症候群のことを言います。特に抗癌剤治療後で有名なものが「アルキル化剤」関連と、「トポイソメラーゼⅡ関連」があります。細かい特徴はいろいろありますが、アルキル化剤関連は血球減少が来やすいといわれ(それ故、先程コメントでアルキル化剤のことを書いてしまいました)発症時期は暴露後5~6年、後者は白血病への進行が多いのが特徴といわれ、発症時期は暴露から3年後くらいといわれています。
治療法は白血病へ進行した場合は抗癌剤治療を行うことになりますが、そうでなければ骨髄移植が基本です。
ちなみにほとんどの人は抗癌剤治療を受けたからといってMDSになるわけではないです。
簡単に書きすぎましたが、こんな感じだと思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。