こんにちは
最近、研究はほとんどせずに病棟業務主体でやっております。というか、再び僕が病棟患者さんの6~7割を担当しているような・・・。
7月一杯で臨床(病棟業務)からは手を引いて、8月からは研究に・・・という話でしたが(というか、もっと研究に早くうつれというような話でしたが)、現実的にはできないだろうなぁと思っているところです。
スタッフ数が少ないので、専門研修医1名だと無理でしょうし・・・(助教の先生が加わっても穴ができるでしょう)。僕のころでさえ今の教授・講師、僕の3名体制でしたしね(それで1年間で病院に行かなかった日が1日しかないという悲しい現状がw)。その僕の時よりも厳しくなるので、僕以上の精神力・体力が要求されてしまうわけです。
そしてスタッフの先生も少ないから講義・臨床現場・会議などのdutyを行うだけでもかなり大変そうなのに、どうするんだろうかと思う今日この頃です。というか、本当に僕が素直に下がっていいのか…とも思いますし、そういう約束・・とも思いますし。
患者さんのことを考えれば病棟残留、自分の研究などを考えるとそろそろ手を引かないとどうしようもなくなると思っています。というか、だんだん腹立ってきました。
いつも突発事項に対応しておりますが、「お疲れ」とか「ありがとう」とかいう話はないですしね~(笑
まぁ、そんな言葉が欲しいわけではないのですが、これが当然と思われるのは腹が立つというだけです。当直の空きができたところに僕が毎回入っていますが、僕が当直を絶対にしなくてはいけないという理由はなく(別に当直代が払われるわけでもないですし)、嫁さんには「また~」と言われるし、それでも仕方がないと思ってやっているわけですが(笑
内科系の複数の診療科で医師数が少なくて問題が発生しているのに、医師数を増やすことを認めない「上層部(病院よりも上のほう)」に関しては「ここの大学病院の内科系が崩壊した後の責任はとれよ」と思ってしまいますよね(笑
まぁ、医師が増やせない→残った医師に負担増→辞める人増えるとの連鎖だと思いますが、そもそも魅力がないんですよね。うちの大学病院。それを多少魅力のある体制にできるかは、負担が少なくとも一定以上にならないことだと思うのですが。あとは待遇面で上げるか・・・。
待遇が悪いからバイトに行ってるところもあるわけですが、医師数を増やすならバイトに行くなという話が出たとかなんとか。バイトに行く余裕があるだろうとw
そうすると一般的な病院よりも待遇がかなり下がるから誰もうちの大学にきません。そうやってどんどん悪循環に入っているようです。
まぁ、診療科によっては十分な医師数はあるのでしょうけど、ないところはないし。当直の制限を始める診療科や僕が個人的に「あそこの診療科は入院診療はどうするつもりだろう」と思う診療科などいろいろありますしね。
結局、患者の制限という話になるのだということですが…、血液内科が一番制限しにくい。どこも少ないですからねぇ。
と、まぁちょっとした愚痴でした。僕もあと数年でいなくなるのでしょうけど、今後はどうするんでしょうかね。どう後輩たちの面倒を見ていくのかしら・・・?
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。