こんにちは
2月9日は母校のJMECCに行ってきました。久しぶりの参加で少し感覚を忘れておりましたが、やっているうちに少しずつ思い出してきました。やはりやり慣れておかないとダメですね。
その後は血液内科の後輩と少し飲みに行きました。
昨日はER日直をしておりました。ほとんどの患者さんは後期研修医の先生と初期研修医の先生で対処してくださいましたが、たまたま家族が連れてきた患者さんがショック状態で初期対応だけやっておりました。外来にきたら「血圧が測れません」って・・・。vitalを安定化(血圧は測れるようになりました)して、主診療科の当直に引き継ぎましたが・・・、患者さんの主訴に振り回されてはいけませんね。
「苦しい。今朝から急に苦しくなって・・」
頭に浮かんだのは呼吸困難の鑑別でした。
まぁ、引き継ぎをせずに心電図を見たら気がついた(検査指示までは出してました)だろうけど、HOT導入されている方の朝から出現した呼吸困難だったから、てっきり肺炎か何かの合併(+敗血症性ショック・・今はqSOFAで判断なので・・・)、もしくは肺塞栓などの急性呼吸困難だとばかり・・・(汗
一方で夕方きた救急車に関しては年齢、症状などから疾患は〇〇か、それほど重篤なものではないかと判断して、外科の手術が可能という返事をもらって引き受けました。
「歩くこともできなかったら〇〇です。indirect試験陽性ということで」
と言っておりました。歩けなかったのでほぼ〇〇だろう・・・と思って、各種検査を行い〇〇というのを確認して外科に引き継ぎました。
昨日、入院した患者さん多いような・・・(汗
日直の合間や日直終了後の夜、今日の午前中などを使用して、3冊目の本の初回校正を終了しました。
自分で言うのもなんですが、問診と診察で検査前確率を上げられる自信があります。その自分の知識や技能を集約した(全てではないのでしょうけど・・そんなに書けない)本になっていると思います。多くの内科医の先生のお役に立てると思いますし、看護師さんをはじめ各種医療従事者の方々のお役に立てると思います。
なにせほとんど問診で情報収拾できることだし・・・。
と言うことで、どんな本になるか楽しみですが・・・それなりに自信作になっております。医療従事者だけでなく、患者さんたちの役に立つことを祈念しております。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。