GWに、重厚な日本建築、美しい仏教美術を堪能した奈良ですが、
私の大好きな、近代洋風建築もありました。
近鉄奈良駅からの商店街の一角に構えるこちらは、
南都銀行の本店です。
ギリシャ神殿風の柱が印象的です。
設計したのは、明治の建築王と呼ばれ、東京駅を建築した辰野金吾に学び、
多くの銀行建築の設計を手掛けた長野宇平治という方。
1926年、大林組によって建築されました。
やはり、銀行建築は柔らかさはなく、重厚な雰囲気ですが
ステキですね。
こういう銀行に預けていたら、気持ちだけは・・・?
豊かになれそうです~
離れて見ていたときは、お花のガーランド装飾かと思っていたら!!
羊の顔を羊の毛でつなげたような装飾でした~!
あんまり可愛らしくはないのですが、
一説によると、羊は古代欧米で豊かさのシンボルだった・・・
ということだそうです。