先日、県立美術館で開かれている
「美しき挑発~レンピッカ展~本能に生きた伝説の画家」の
招待券を頂いたので、お友達と出かけてきました。
絵画にはあまり興味がないのですが、招待券も頂いたことだし・・・
でも、とても期待を裏切られた、とても素敵な絵画展でした。
絵画、そのものよりも作家のタマラ・ド・レンピッカに魅せられました。
1898~1980年を生き抜いたレンピッカは、パリの社交界で活躍、
アール・デコの象徴的存在とされました。
彼女に肖像画を描いてもらうのが、当時の社交界セレブの流行だったのです。
レンピッカ自身が、美貌の持ち主、流行のファッションに身を包み、
誰よりも、「セルフプロデュース」に秀でた彼女の生き方に
現在では、ハリウッドの著名人にも多くのファンがいるそうです。
レンピッカの作品は、個人の所蔵のものが多いため、
これだけの作品が一同に集められるのは、これが最後かもとされているそうです。
展示会を見に行く前に、ちょうどレンピッカの特集をTVで見ていたので、
彼女の歴史、生き様、苦悩、と共に変化していく彼女の絵画も
とても興味深いものがありました。
カラーは、レンピッカが大好きな花だそうです。
いくつかの、気に入った作品のカードを購入しました。
展示では、それぞれの作品にぴったりの額縁、フレームに飾られていて
それがまた、とっても素敵だったので、
額縁も含めて撮影して、カードにしてくれたらいいのに、と思いました。
魅力的なレンピッカのカードも思わず、購入してしまいました。
この兵庫県立美術館、神戸の海のすぐ横にあるので、
展示を見終わったあとの景色もキラキラ素敵でした