1人で出かけて、街を歩いていると、
必ず1度は、道を聞かれます・・・
私以外に、他に人がいても、私の方へ寄って来て聞かれます。
多い時には、4、5人に・・・
あ、私が人目を惹く美人だから、ではないのは、ハッキリしていますの・・・
だって、若くてイケメンの男性には声を掛けられませんから。。。
大抵、年配のご婦人やご夫婦に、です。。。
何故かな~道を聞かれることは嫌ではないのですが、
まだまだ、関西の道は分からないので、
きちんと教えてあげられなくて、申し訳ないんですが。。。
そして、夫と2人で出かけると、
必ず「写真を撮ってもらえますか~?」と頼まれます
いつも、何故かな~って。
三条通りは、今までにも何度か通っていて、
立ち並ぶ洋風建築の写真を撮りたいと思いながらも、
道幅が狭く、人通りも多いので、なかなかゆっくり撮ることが出来ませんでした。
今回は、暑さのせいか、少し人通りも少なかったので、
頑張って、写真を撮ることが出来ました。
さて、鴨川の方から三条通りに入って目に入るのが、「1928ビル」
1928、というのは、もちろん、このビルが建てられた年。
耳にすることも多い、名匠、武田五一の設計です。
シンボルモチーフとなっている、星型は、
もともと、このビルが、毎日新聞社の支局ビルだったことから
社章だった星を使ったものです。
素敵なデザインとなっていますよね~。
2000年(H10)に、京都の新悦建築家によって
補修、保持されて、現在は「アートコンプレックス1928」となって
主に、劇場として使われているようです。
こちらは、また重厚なオーラを漂わせている建物。
「家邊徳時計店ビル」
1871年に時計店を創業した家邊氏が、1890年(M23)に建てたビルです。
使われているレンガは、すべてドイツからの輸入品です!
鉄筋も使用して、耐震強度にも工夫がされていて、
現存する最古の、煉瓦石造洋風商店建造物なのだそうです。
今は、いかにもな、洋品店、のようなのですが、
ちらっとのぞいた内部は、とっても素敵!!
エレガントレトロな雰囲気で!
こちらは、元、旧不動貯金銀行京都支店ビル。
現在はSACRAというテナントビルです。
国の登録有形文化財に指定されています。
1916年(T5)に、日本建築株式会社の設計によって建設。
全体としてルネサンス風、ということです。
優美な印象の強い、ルネサンス様式風ということですが、
細部には幾何学的な意匠を用いられていて、
こういう様式は、セセッションと呼ばれる様式なのだそうです。
グレイの石造りの壁に緑色の銅葺屋根(?)が威厳を感じさせます。
SACRAビルのすぐ近くには日本生命京都三条ビルがあります。
1914年(T3)に建設。
東京駅の設計で有名な辰野金吾・片岡安によって設計されています。
この部分の左手に一般的なビルがあるのですが、
改築をする際に、こちらの部分だけ、保存されたそうです。
明治、大正の頃は、こういう素敵な洋風建築が立ち並んでいたのでしょうか・・・
すごく素敵な街並みだったのかな~見てみたかった