Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

新潟へ・・・

2012年09月20日 | ★日記

 

 

 

昨日は、久しぶりにフォトレッスンに参加してきました
素敵な雑貨屋さんで、ウエディングフォトのプロに
教えて頂くレッスンでした。
素敵な店内のヴィンテージ雑貨を撮影出来て、楽しかったです~♪
また近いうちにUPします 

 

 

さて・・・ 

昨年脳梗塞で倒れた、夫の母方の祖母が先日亡くなりました。
95歳・・・
亡くなる1週間前に危篤、
その数日前に、夫は急いで新潟の病院へ会いに出かけました。
夫が会いに出かけたら、状態を持ち直し、小康状態となったのですが、
力尽きてしまいました。

サンダーバード、はくたか、在来線を乗り継いで・・・
新潟は遠い・・・
乗り継ぎ時間も含めて、約6時間。
私たちはホテルに泊まることにしていたので、
夫の従兄弟が迎えに来てくれて、祖母の家へ。 
明治時代の、まさにお屋敷です。



祖母は、江戸時代から続く大地主の家へ嫁ぎ、
伝統を大切にする方で、以前から、お盆のお墓参りなども、
とても儀式的に行なっていました。
お葬式も、一部は葬儀会館で行いましたが、
祖母の家で、日本の伝統的な儀式に則って行われ、
初めての体験を多くさせて頂きました。
 

正面玄関の目の前に、豪華な仏壇が安置されていて、
その上には、先祖代々の肖像画、遺影が飾られています。
肖像画は、羽織袴姿のものがあります。



夫の母方の親族、従兄弟達とは、
何度か夏に、この祖母の家で会っていたのですが、
何年ぶりかの人たちも、
そして、祖母の兄弟や、またその親族や・・・
初めて会う方もたくさんいました。 



私を含めて、祖母の孫の嫁もいて、
何を手伝えばいいのかしら、と思っていたのですが、
この地域では、ご近所の方々が、全て裏方のお仕事をして下さるので、
私たちは、のんびり写真を撮ったり、おしゃべりして過ごしていました。 



新潟の祖母、忘れられない思い出があります。
私達が結婚して東京に住んで数年の頃、
祖母、母達姉妹、従兄弟が遊びに来た時のこと。。。
当時は、うさぎの「ラブ」がいました。
ケージに掛けてある「ラブ」と書かれたプレートを見た祖母、
「まあ~デブちゃん可愛いね~」
おばあちゃん・・・「ラブ」なんですけど・・・
たしかに、ラブも、コロコロと太っていましたが・・・
「あらっ・・・・・・」おばあちゃんが、真っ赤になってしまって、
みんなで大笑いしました 

ラブも、この新潟の家に一緒に遊びに来た時、
広々とした畳の上を、思いっきり走らせてもらったり、
ヒンヤリとした床の間の上で、お昼寝させてもらって、
おばあちゃんに感謝しているはず



丸2日間のお葬式でしたが、
おばあちゃんのご縁で、たくさんの方に出会えて、
また、孫の嫁同士で、いろいろなお話をする時間もあって、
とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。 

これは、気に入っている1枚です
葬儀屋さんが忙しそうに動いているところを、
4歳の、夫の姪っ子が歩いている後ろ姿。 

小柄で、いつもニコニコしていた、
おばあちゃん、ゆっくり休んでね。