やっと、やっと、秋到来ですね~
今年の夏は、身体が本当に辛かった。。。
(でもネ・・・100gも痩せなかった。。。)
さて、新潟で結局、2日目も、ホテルに泊まることになって、
ようやく、のんびり眠れて、朝もゆっくり過ごして、
食後のお散歩がてら、また長官舎へ。
こういった保存建築も駅前の大通り周辺に
集中していたので、駅前のホテルから出かけやすく、良かったです。
途中、朝市が出ていて、とっても新鮮で美味しそうな野菜や、
農家の方の手作り惣菜、日用品などのお店が沢山並んでいました。
正面玄関からは入れないので、横の勝手口から入ります。
天井の漆喰装飾が細やか~
家具も、当時の写真をもとに、忠実に復元して制作したそうです。
私は、この部屋のテレジアイエローが好きです
時々、どうして建物が好きなの?と聞かれるのですが・・・
単なる箱モノの建物が好きなわけではありません。
たぶん、このブログを見て下さっている皆様も、
家のインテリアを考えるのお好きだと思います。
他の方の家のインテリアを見るのも、楽しいし、好きですよね~
それと同じです♪
個人の好みの違いですが、
今の住宅は、マンションだと外観は全く選択の自由がないし、
一戸建てでも、なかなか本当に質の良い外観を作れるメーカーって
とても少ないと思います。
◯◯風という、表面的なものが多いです。
薄っぺらに感じてしまうのです。
私の好きな明治時代の洋風建築は、
財力のあった人たちが、
ヨーロッパの長い歴史の中で作られてきた、
本物の洋風建築を実際に見て、
自分の家族、そして客人をもてなす為に、家造りを考え、
またそれを、きちんと勉強した設計士と、
職人たちが、後世に残す、という意気込みで
自分の技術を出し尽くして作り上げているので、
本当に全てが本物、美しいバランスだな~と思うのです。
そして、その家の主がいなくなった後も、多くの人に大切にされて
美しく保存されてきた建物、家は、
住宅メーカーのモデルハウスよりも、
ずっと素敵なお手本だと思うのです
今のように、全館空調のシステムや、便利な家電が無い時代だからこその、
さまざまな、快適に過ごす工夫があって、なるほど~と思います。
無駄な廊下なども少なく、間取りは機能的ですが、
空間が豊かです。
こちらのサーモンピンクのお部屋は、婦人用応接室です。
天井の装飾がバラです。
洋風建築の中でも、大きく豪華なビルディングタイプも好きですが、
特にこういった、個人が住んで、生活されていた
神戸の異人館のような、住宅タイプを見るのが好きです♪
こちらは食堂、
天井は、とても男性的な装飾です。
2階は、全て和室です。
華やかさは無いのですが、障子や格子の造作が、
細やかで美しい陰影を出しています。
裏庭も整備されています。
このあとは、思いがけずヴォーリズ建築が近くに有りましたので
そちらにも寄りました。
また次回UPします~