韓国での冬季オリンピック、日本もメダル獲得しましたね
過酷な寒さの中で、実力を発揮することはとてもすごいこと。
人間ってすごいな~とただただ感動します。
オリンピックの話の後に自分のことを書くのは、
とってもおこがましいのですが、
バレエの発表会の練習も追い上げに入ってきました。
なんとか形がまとまるようになり、少し安心。
でも油断は禁物。ひたすら練習して振りを身体に叩き込ませなくては。。。
さて、北海道編の続きです。
しっかり朝食を頂いて、ホテルからタクシーでこちらに来ました。
前夜の北島三郎ファンのタクシーの運転手さんに、
まずは高い位置までタクシーで行って、
それからジグザグに歩いて回るといいよ~と
教えて頂いたとおりに行きます♪
この旧ロシア領事館は、函館山の斜面の洋館群の中でも
少し離れた場所に位置するので、こちらからスタートすることにしました。
塗り壁のように見えますが、
赤い部分はレンガ積みされています。白い部分は漆喰。
函館の最初の洋館建築は、1859年(安政6)に建てられた
函館ハリストス正教会と伝えられているのですが、
その敷地内に建設されました。
玄関の屋根が唐破風で、東洋的です。
函館の洋館は、和洋折衷のタイプが多いことも特徴です。
建築主はロシア帝国で、設計者もロシア人。
施工は函館の棟梁、佐藤誠氏です。
函館は、寒く火を使うことからか、昔から火事が多かったそう。
1907年に、この領事館も正教会も、函館の大火で焼失してしまいました。
そして、現在の位置の旧領事館は、1908年(M41)に建築されました。
残念ながら、内部は非公開です。
若干、痛みが目立ちます。せっかくの建物ですから、
行政なり、民間なりで修復、有効活用されるといいなと思っています。
門柱のレンガの色合いが2種類。
傾いて見えるものもあります。
門扉も閉められているので、敷地の中に入ることも出来ません。
なかなかお洒落な雰囲気が漂っています。
日本に現存する、ロシア帝国時代の在外公館建築で、貴重な建物です。
見学が出来なかったので、
待っていてもらったタクシーに乗って次のお目当てへ~