立春を過ぎてから日差しが春めいてきたように感じます。
春は待ち遠しいのですが、今年はバレエの発表会があるから、
ちょっと気が重いと思うことも。。。
今月の上旬には、ストレスからか急に頭皮に湿疹がば~と出てしまったり、
胃が痛くなることはあっても緩くなることはほぼないお腹が緩んだり、
気が滅入ることもありました。
でも、悩んでも仕方がない、とにかく体を動かし、音楽を聴こうと
奮い立たせて頑張っています
たった3分ほどの踊りなのに、なんでこんなに大変なのか??と
可笑しくなってしまいますが、
この年齢になって、こんなに夢中になれるというのは楽しいです。
さて旧ロシア領事館からここまではタクシーでやってきました。
今回函館で一番見たかった場所はこちら
函館山に堂々とたたずむ、美しい旧函館区公会堂です
この建物は、1907年(M40)の函館の大火により、
住民の集会所が焼失したために、1909年(M41)に、
あらたに建てられたものです。
焼失後、住民の有志が、当時の豪商、相馬哲平氏から多額の寄付を取り付けて、
1910年(M43)に竣工しました。
設計は函館区の技手、小西浅次郎氏、監督は函館区技手の渋谷源吉、
請負は村木甚三郎氏という、すべて地元の人間によって建てられました。
そして、民意が強かったためか、この建物は、
すぐ下にある、旧北海道庁函館支庁庁舎よりも高い位置に建てられたのです。
民間の力がずいぶんと高かった現れですね。
内部。平日で雪もまだ多く残っていたせいか見学者は少なく、
歓迎して頂けました。
どことなく日本的ですね~。
旧函館区公会堂は、大正天皇の行啓の宿舎として、
また昭和天皇にも使用されたため、
高貴な雰囲気のお部屋がいくつかあります。
椅子の布地はすべて高級シルクを織ったもの
壁や天井には外国製壁紙が使われています。
大広間からテラスへ
函館の街を見渡せる、いい眺めです
耐震用の柱も同じ色に塗られてさりげなく。
大広間に戻ります。
現在はコンサートホールとして使われています。
今年は明治150年と言われ、
明治時代の様々な良い所を見直そうという動きがありますが、
建築物を、こういう明治時代の素晴らしいデザインの建物が増えるといいな~
なんて思います。
もちろん機能面などは現代バージョンで
浴室です。なんだか寒々しいブルーの色が使われています。
天井も高いんですよね。寒くなかったのかな~
ずっと見たかった旧函館区公会堂を見ることが出来て、大満足です~
つづく♪