ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

雨上がってもゆっくりの晩秋

2011-11-08 06:05:35 | 里山を歩く
 自宅の土手の朝の風景です。
早朝の雨に打たれたヌルデさんが鮮やかです。
少しづつ空気は変わっているはずですが、茨城・笠間は、雨の後の朝も高温でした。

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 朝いちの日の光とともに撮影しております。
この時の小鳥さんのBGMは、晩秋なのにヒバリさん。
相変わらずの美声ですが、季節感はカオスです。

この後、笠間と常陸大宮市結ぶ、広域農道ビーフラインを北に向かいました。
さすがに、森に入るとヒバリさんの声は聞こえませんが、ツクツク法師蝉さんの声。
秋の蝉ではありますが、少し遅すぎる出会いです。

 生き物達は、天地と常に連動するものですから、日々の現象を忘れずに生活したいものです。
昔の為政者は、東西を問わず、暦や気象、天体の運行にも詳しかったと聞きます。
最近の為政者の先生方はいかがでしょうか。

自然さんの手のひらの上の文明ですから、小さな異変に気づくことが大事です。
下の写真、木陰のクロモジさんも、夏の緑をとどめておりました。
本来は、一雨ひと雨ごとに、冷えが進む季節なのですが。

 カメラを覗いておりましたら、ブレーキ音がして誰かが近づいて来ました。
振り向けば、幼なじみのF君であります。
たまたま通りかかったところ、カメラを構える青葉を見逃さなかったようです。

市内在住のF君ですが、会うのは確か3年ぶりです。
少年の頃は、野鳥や川魚にやたらと詳しかったのですが、長じてからは植物に宗旨替え。
常々里山歩きを欠かさず、現場に強く、山を愛していますから、良い刺激の予感、有難い再会です。

 立ち話でしたが、思いがけない魅力の花たちの話題が尽きず。
花の話に熱中する元川魚少年たちは、花の神に魅了されてしまったのでしょうか。
美しいものに魅入られると非日常の世界に漂ってしまうという、古典の先生の説を最近読みました。

古典に出てくる美男さんはさておき、漂いつつも現実をしかと感受し、今日も動き出します。
もう一枚のエビ茶色の葉はキブシさんですが、この秋をどのように受け止めたでしょうか。
来春の花の準備は、どうにか順調のようです。




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