ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

里の城址探訪その続きですが

2016-03-12 07:13:36 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 一昨日の続き、御城(みじょう)こと飯田館跡レポートです。
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特徴ある落葉に立ち止まり、見上げましたが。
自生のセンノキさんが、そそり立っておりました。



足元ではもう一点、砂岩系の小砂利も目に付きましたが。
これは、築城時に現場の空堀を掘る際に出て、それを土塁に転用したという。
当時の盛り土工事の史料となる可能性はあるでしょう。



二段目に立って最上部を振り返りましたが、明らかに人工地盤。



迫る断崖も、このあたりでは珍しい、平面の急なのり面ですから。
人の手が加わっていると見るのが、自然な印象。



杉林に覆われながらも、原形はしっかり保存されており。
しかも、四隅のエッジにも、往時を偲べる気迫が宿ります。



こんなふうに、北と西の角に立てば、御城の心意気が今に伝わるほどに。
人工地盤でも保存状態が良いのは、昔の丁寧な盛土工法によるものかもしれません。
いわゆる版築工法の一部が、先ほどの小砂利かも知れず。



尽きぬ魅力をかみ締めつつ、長大な空堀を見下ろしましたが。
その向こうはメガ計画の予定地ですが、向こうにも土塁はございます。
そのあたりの保全も念じておりますと、清らかな響きが。



おお。
あの沢は今も健在で。
沢は深いですから、水量が豊富です。



思った以上に、こちらの保存状態も良いようですが。
休耕田の下は、堅牢な岩盤のようで。
猿田なる地名から、猿田彦大神さんゆかりの沢なのかどうかは、今後の研究待ち。



向かいの土手の白梅さんに感謝しつつ帰還しましたが、昨夜は地元説明会でした。
業者さんに対して意外や意外、穏やかな口調ながら里の皆様の鋭い質問。
詳しい内容は申し上げませんが、思いがけい試合展開が、なかなか。

 ちなみに今朝は、そのイメージに連なる動画を拝見。
アリガタイ、そのチャンピオンさんこそは、亀のように舞い(→こちら)。
かつ、ブヨのように刺すのかどうかは、今後の、お天道様次第。



有り難い里と笠間の皆様が、今後も丸く持続できますように。
壊れそうで壊れない丸木橋を、静かに渡る今日この頃です。
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