ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

画像少ないですが調査の報告

2019-03-07 07:58:34 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 雑木林の足元、ヤブランさんの青葉撮る。



見上げれば、ちょっとしたイヌシデさんの群落あり、ほっと一息。
一昨日は、城郭研究家の皆様をご案内し、飯田城址周辺を現地調査いたしました。
とはいえ、いつものことで、ここまでは来る間にも、アズマネザサさんの藪漕ぎの連続。



たとえば、こんな感じですなのが、中にはノイバラさん混入の難所あり。
さらにまた、ネザサの極太の茎が密生するという、いわゆるドヤブ状のエリアも突破しました。
今後の調査に向けては、公有地である六尺道を中心とした進入経路の保全が急がれます。



課題はさておき、まずは呼吸を整えないと。
ウグイスカグラさんに癒されつつも。
総勢5名中、比較的若い方々3名様が花粉症。



マスクを正して、さらに奥へと、歩を進めます。
主郭に至る道程、リュウノヒゲさんなど撮ってますが、この日の撮影は10枚足らず。
とにかく、過去最大エリア、最長時間を踏査し、地図とGPSで、現況チェック最優先の調査でした。



お陰様で、土塁・切岸の新発見もありましたが。
飯田城につきましては、昨年秋、研究会の席上で大激論があったようです。
物見櫓からの眺めは、相変わらず謎を呼んでおりましたが、ある仮説から、解明の一歩も。



それは、ここに重要な古道があり、その平時の監視と戦時の閉鎖の目的があったというお話。
さらに勘定台方面も踏査したところ、確かに古道らしき地形もあり、想像は一層膨らみました。
なるほどこの地は、道案内の神様こと猿田彦さんの名もあり、推理は一層楽しみになりました。
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