みかげ石を、掘り起こしました。
こんなふうに、土の中から、続々と。
笠間市内の現場、泥でわかりにくいですが、稲田みかげ石です。
まさに掘り出し物ですが、こういう事は、時々あります。
前日にカエデさんの移植で伺ったのですが、そのついでに気になる点あり。
どうしても気になるところなど、例えばこちらの土留め石も外し。
グランドカバーで間に合うところまで、貴重な石を多用するのはもったいない。
さらについでですが、その脇には、サルスベリさんあり。
画像からは外しましたが、左にあるツツジさんの枝に、幹が食い込んでおります。
これは近い将来、より良い場所に移動がベスト。
例えば、この庭の主役の石組、その滝組の石から少し外れたあたり、とか。
昭和の造園ブームの頃の作らしいですが、気合い入った石の風景はそのままが保存したいです。
ちなみに、奥に見える脚立は、この庭のオーナーこと某先輩がご愛用のもの。
某先輩は退職後、先代から引き継いだ庭先で、我流ながら剪定に挑戦されている模様。
なるほど、思い切りの良いキャラは、新天地でも生かされていると感じましたが。
このサルスベリさんも、ここよりも玄関の西側、夏場の日陰用に好適と見ました。
が、それは春の楽しみとして、このお庭は、池のお庭。
既に埋め立てられておりますが、元々が滝組と池の庭で、このあたりが中心部でした。
但し回遊はできない現状、今後に向けては、左手前の石を外した園路づくりが有効です。
ちょっと引いて撮ると、こんな感じですが。
手前の石も動かして、自在に行き来ができるようになれば、楽しく管理も出来。
さらに右手に一本分岐させますと、宅地全域の潜在力は、格段に向上します。
そのあたりには、滝への給水パイプも埋設されておりましたが。
撤去ついでに、移植に好適な黒土がありましたので、掘り上げて移動します。
入れ替わりに、石工事で掘り取るイマイチ土を入れ、今後は園路の下地で支えていただきます。
昔も今も、大切なのは縁の下の力持ちなのですね。
話を石に戻しますが、手前から向こうまで石畳でつなぎます。
これまでのいろいろな工事で埋まったものらしいですが、石と人間さんは、古くても価値あり。
石段のまま埋まっていたものも、発掘調査。
上の一段だけ残して、手前からゆるいスロープでつなぎます。
段差の石は、土壌の保全に有効ですから、一段はそのままでも良いでしょう。
その脇には二段の土留めがつながりますが、上の一段はずして地盤を下げれば、などなど。
現場の土と石を掘って動かすだけで、住まいの空気は変わり、空気が変われば風の色も変わる。
吹く風変わり、吹く風イコール福の風さんとなるよう、手順も確かに働かせていただきます。
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こんなふうに、土の中から、続々と。
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まさに掘り出し物ですが、こういう事は、時々あります。
前日にカエデさんの移植で伺ったのですが、そのついでに気になる点あり。
どうしても気になるところなど、例えばこちらの土留め石も外し。
グランドカバーで間に合うところまで、貴重な石を多用するのはもったいない。
さらについでですが、その脇には、サルスベリさんあり。
画像からは外しましたが、左にあるツツジさんの枝に、幹が食い込んでおります。
これは近い将来、より良い場所に移動がベスト。
例えば、この庭の主役の石組、その滝組の石から少し外れたあたり、とか。
昭和の造園ブームの頃の作らしいですが、気合い入った石の風景はそのままが保存したいです。
ちなみに、奥に見える脚立は、この庭のオーナーこと某先輩がご愛用のもの。
某先輩は退職後、先代から引き継いだ庭先で、我流ながら剪定に挑戦されている模様。
なるほど、思い切りの良いキャラは、新天地でも生かされていると感じましたが。
このサルスベリさんも、ここよりも玄関の西側、夏場の日陰用に好適と見ました。
が、それは春の楽しみとして、このお庭は、池のお庭。
既に埋め立てられておりますが、元々が滝組と池の庭で、このあたりが中心部でした。
但し回遊はできない現状、今後に向けては、左手前の石を外した園路づくりが有効です。
ちょっと引いて撮ると、こんな感じですが。
手前の石も動かして、自在に行き来ができるようになれば、楽しく管理も出来。
さらに右手に一本分岐させますと、宅地全域の潜在力は、格段に向上します。
そのあたりには、滝への給水パイプも埋設されておりましたが。
撤去ついでに、移植に好適な黒土がありましたので、掘り上げて移動します。
入れ替わりに、石工事で掘り取るイマイチ土を入れ、今後は園路の下地で支えていただきます。
昔も今も、大切なのは縁の下の力持ちなのですね。
話を石に戻しますが、手前から向こうまで石畳でつなぎます。
これまでのいろいろな工事で埋まったものらしいですが、石と人間さんは、古くても価値あり。
石段のまま埋まっていたものも、発掘調査。
上の一段だけ残して、手前からゆるいスロープでつなぎます。
段差の石は、土壌の保全に有効ですから、一段はそのままでも良いでしょう。
その脇には二段の土留めがつながりますが、上の一段はずして地盤を下げれば、などなど。
現場の土と石を掘って動かすだけで、住まいの空気は変わり、空気が変われば風の色も変わる。
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