ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

苔むす梅の翁さん訪ねました

2012-07-14 04:47:20 | 里山に捧ぐ
 苔むしています。
苔むして、また苔むして幾百年。
ここは常陸大宮市、おん歳不詳の梅の翁さんです。



おん年不詳の苔さんに腰掛ける、妙なるサルノコシカケさん。
蛙の仙人さんも、昔、ここに腰掛けたとか。



仙人さんの夢の跡。



跡をたどれば、奥の院へと。



そこは、深々としたウロでありました。



目からウロコの、ウロ梅さんのこのウロは。
大人もすっぽり入れます。



青葉の現場でも最大ですが、あまり見かけない大きさ、古さです。



それにつけても、風雪の跡。



霞を結んだ雲上には。



仙人さんのご子孫さんのお姿が。



さらに高みを、ご子孫さんは仰いでいます。



仰がれているのは、この赤くて隆々とした、樹皮の盛り上がり。
老木さんの精魂は、いまだここに尽きず。
天に向かって、確かにこのあたりを、大地の滋養がよじ昇っております。



青仙人さんに促され、天を仰げば。
天を支えるヘラクレスさんのように。
しかと、拝見いたしました。
あらためて、秋ごろにお伺いいたします。

 時に、おとといの大風で、老木の青葉さんに、飛ばされた者あり。
昨日の記事をアップした後、新聞で、九州の豪雨災害を拝読しました。
謹んでお見舞い申し上げるとともに、今日の平穏を祈念いたします。



根元付近のコシカケさんです。
志半ばの青葉さんが、横たわっていました。
ヒシバッタさんが、珍しく静かに、寄り添っていました。
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