ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

二度目の田の草を取りました

2012-07-05 06:25:29 | 田んぼ風土記
 田んぼの除草機を乾かしています。
アルミ製で軽量化し、今は、二条同時に作業できるというスグレモノです。
刃先の大きさや角度、微妙なひねりなど、改良に改良を重ねているご様子。


 
すべては、先人さんのお知恵のお陰ですね。
ちなみに、画像左奥の点になっているのは、拙宅の先人さんです。

それにしても、昨日の夕方の作業時は高温でしたので、水分補給が欠かせません。
そんな時こそ、除草の好機なのです。
熱帯が故郷の稲ですから、低温時の除草は、根を傷める恐れがあります。



今朝の田んぼさんです。
今年は低温が続きましたから、分けつという、株の茎の数の増殖が遅いようです。
無農薬栽培では、より一層の観察眼が必要です。
稲さんのご機嫌と元気の改善は、観察とこまめな水管理などが頼り。



分けつは少ないものの、若竹の葉色は、まずまずの経過です。
お隣さんも、無農薬ではないですが、低農薬で栽培しています。
農薬さんを使わないぶん、気を使い、気をつけて観察します。

薬さんというものは、確かに便利です。
が、何かがどこかで、そこなわれます。
最大のデメリットは、観察眼の鈍化でしょう。

それは、身体に関しても言えると思います。
有難い薬さんですが、天地の自然力さんは、さらに格段に有難いものでございます。



 閑話休題、昨日はいつも以上に頑張りましたから、いつも以上に熟睡。
その間に、通り雨があったようです。
外来種のオオマツヨイグサさんが、今朝はうなだれております。



石置き場に自生しているサフィニアさんもうなだれて。
このあたりの外来系さんは、皆、雨には打たれ弱いのです。
稲さんだけは元気ですから、既に風土に溶け込んでいるのですね。



下を向いて歩いていけば、在来種さんは元気でした。
こちらは、上を向いて咲いているドクダミさんです。
十薬ともいわれる、在来の薬草のエースの白十字に感動。
農作業の疲れも癒える、笠間の朝でございます。
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