2010年4月18日礼拝メッセージ要旨

～人間関係の基本～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴川キリスト教会顧問牧師　川崎　廣
　エペソ5:22-33

　人間関係の原則は、キリストを恐れ尊んで、互いに従う関係ですが、その基本は夫婦関係にあります。

１．妻が夫に従う
　夫婦の関係が、キリストと教会の関係にたとえられています。教会がかしらであるキリストに従うように、妻もすべてのことにおいて夫に従うように勧められています。このことのは、キリストが自分の命をも惜しまずに与えられた愛に裏付けられているのです。
パウロは、「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です。（ピリピ1：21）」と言っていますが、教会はキリストに命がけで従う関係にあるといっています。
そして、そこには他の何者も入り込む余地がないのです。

２．夫が妻を愛する
　キリストが教会を愛しご自身を捧げられたように、自分の妻を愛するように勧められています。イエス様がご自身をささげてくださり、愛してくださっていることを知っているのでお従いすることができるように、夫が自分をささげるように妻を愛してくれているとわかれば、妻は夫についてくることができるのです。
　 また、夫は自分の妻を自分のからだのようにあいするように勧められています。それは、主は、結婚の奥義を「ふたりは一心同体となる」と語っておられるように、夫婦は一つとされた存在であるからです。
夫にとって、妻は別の存在ではなく、自分と同じ一つのものであるとの思いで愛し大切にすると言われているのです。

分かち合いのために
　 あなたの夫婦関係は、キリストと教会の関係のようになっていますか。互いに点検してみましょう。また、互いに励まし合いましょう。

今週の聖句
　それはそうとして、あなたがたも、おのおの自分の妻を自分と同様に愛しなさい。妻もまた自分の夫を敬いなさい。 (エペソ5:33)