宗教法人 鈴川キリスト教会

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

2014年9月28日礼拝メッセージ要旨

2014年10月03日 | 礼拝メッセージ
              ~ローマでの宣教~
                         鈴川キリスト教会 顧問牧師 川崎 廣

使徒28:1-31
 私たちが主に従って生活して、主の望まれることを実行して行くときに、主はごく普通のことだけでなく、不思議なわざによっても導いて下さいます。そのどちらも神様の方法です。そしてそれは、必ずしも私たちの願い通りではなく、神様の願われるようになされるのです。
 伝道者パウロは、ローマに送られる途中に船が難破し、船や積み荷は失いましたが、だれひとり命を失うことなく無事に助かりました。マルタ島にたどり着いたのです。そこで3カ月ほどを過ごした後にその島を出帆して、とうとうローマに到着しました。パウロがローマに来て、主の証をすることは、主が望んでおられることでしたが、それは多分パウロ自身も予想していなかった方法によったのです。
 第一に、囚人としてローマに護送されました。多くの兵士に守られ、自分は何の費用負担もなくローマに送られました。
 第二に、囚人とはいえ、自費で家を借りて、訪ねてくる人たちに、何も妨げられることなく大胆に主の福音を伝えることが出来たのです。
 第三に、エルサレムのユダヤ人たちは、パウロをカイザルに訴えることをしなかったようで、2年間もそのように生活しました。
 「使徒の働き」は、ここで終わっていますが、その働きは終わったわけではなく、今まで主を信じ従う人に受け継がれて現在に至っています。わたしたちは、この主の弟子の教会を、今の時代に生き生きと再現したいと願っています。


分かち合いのために
1、マルタ島ではどんなことが起こりましたか。 (1-6節)
2、島の首長の家で、パウロはどうしましたか。 (7-10節)
3、どのようにしてローマに到着しましたか。 (11-14節)
4、パウロのローマでの生活はどのようでしたか。 (15-16節、30-31節)
5、ローマのユダヤ人との話し合いはどうできたか。 (17-28節)
6、私たちが主の福音を委ねられた者として、生活するのに必要なことは何でしょうか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
 こうしてパウロは満二年の間、自費で借りた家に住み、たずねて来る人たちをみな迎えて、大胆に、少しも妨げられることなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えた。 (使徒 28:30-31節)

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