2012年1月22日礼拝メッセージ要旨

　～教会が築き上げられる～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴川キリスト教会顧問牧師　川崎　廣

　使徒9:23-31

　私達は、一人でも多くの人々が、主イエス様を信じて生活することの素晴らしさを体験出来るようにと願っています。そして、主はいつも私達の予想を超えた不思議な方法で、福音の前進を助けて下さいます。
　初代教会で、主を信じる人々を激しく迫害していたサウロが復活された主イエス様に出会って改心し熱心に主を証しし始めましたが、まもなく、ユダヤ人達がサウロを殺そうと計画を立てました。そこで、サウロはダマスコのクリスチャン達の協力で、夜中にダマスコを脱出しました。その後、エルサレムに行き、弟子たちの仲間に入ろうとしましたが、なかなか出来ませんでした。ところがバルナバは彼を引き受けて、使徒たちに引き合わせたので、サウロはそれ以後、大胆に主を証しすることが出来るようになりました。そして、サウロが再びユダヤ人たちから命をねらわれるようになったので、自分の故郷のタルソにのがれました。
　この様なめぐみと困難の中で、主の福音は多くの人々に信じられるようになり、各地に教会が築き上げられるようになりました。このことを支えていたことは、主を恐れかしこむことと、聖霊に励まされることでした。これは初代教会の大切な特色です。

分かち合いのために
1、サウロの暗殺計画を知ったとき、主の弟子たちはどのようにしてサウロを　助けましたか。　　　（23-25節）
2、サウロはどのようにしてエルサレムの弟子たちの仲間に入ることが出来ましたか。
（26-28節）
3、エルサレムでの暗殺計画が発覚したとき、主にある兄弟達は、どのようにサウロを助けましたか。　（29,30節）
4、初代教会が築き上げられるのに大切なのは何だったでしょうか。　（31節）
5、私達の教会が築き上げられるのに大切なことは何だと思いますか。分かち　合いましょう。

今週の聖句
　こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。　（使徒 9:31）