宗教法人 鈴川キリスト教会

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

2012年12月30日礼拝メッセージ要旨

2012年12月29日 | 礼拝メッセージ
                ~福音と律法~

                           鈴川キリスト教会顧問牧師 川崎 廣

使徒15:1-35
                       
 使徒パウロとバルナバがイエス様を各地に伝えるために旅行に出たとき、多くの異邦人が主イエス様を信じました。しかし、ユダヤ人のクリスチャンは、異邦人がクリスチャンになったと聞いて多くの戸惑いがあったのです。 それは、主としてユダヤ人たちが、子どものころから守ってきたユダヤ人としての習慣を、どこまで異邦人にも要求するかということでした。そこでエルサレムに、当時のクリスチャンたちの指導者たちが集まって、このことについての話し合いがなされました。そこでは、ペテロやパウロやバルナバまた主イエス様の兄弟のヤコブが、人々の議論をおさめ、「偶像に供えた物と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避ける」ように注意するだけで、その他にユダヤ人の習慣として守ってきたことを、異邦人に要求しないことになりました。実は、ユダヤ人の習慣として守られていたものは、ほとんど旧約聖書の律法から出ていました。ユダヤ人自身この律法の要求することに縛られて苦しんでいたのですが、主イエス様を信じることによって、解放されたのです。ですから、主を信じた異邦人にさらに律法の重荷を負わせることは避けたのです。
 さて、私たちはこれまでの生活と、主を信じた生活にどのような変化があるのでしょうか、主を信じる恵は本当に大きいのですが、次ぎの3点はよく注意しなければなりません。

1、偶像礼拝 2、不健康なこと 3、不道徳なこと これらを注意深く避けて、主に従う喜びを体験して行きましょう。


分かち合いのために
1、異邦人が信仰にはいったので起こった議論はどのようなことでしたか。 (1-2節)
2、このことを解決するためにどのようにしましたか。 (2-6節)
3、ペテロの意見はどのようなものでしたか (7-11節)
4、バルナバとパウロはどうしましたか。 (12節)
5、ヤコブはどのように取りまとめましたか。 (13-21節)
6、そこで教会はどのようにしましたか。 (22-35節)
7、あなたの生活の中で、注意深く気を付けていることは何ですか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
 聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。 (使徒 15:28)


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