2020年6月21日礼拝メッセージ要旨

１ペテロ1:1〜2 　　　　　　　　

主に選ばれた人々

鈴川キリスト教会顧問牧師

川崎　廣

クリスチャンは、イエス様を自分の救い主と信じることにより、新しく生まれたもの、生ける望みを持つようになった者です。初代教会の使徒ペテロは、迫害の中で各地に散らされ困難や試練に会っている人々に励ましの手紙を書きました。

１． あいさつ(1-2)
・あいさつの中でクリスチャンは、どのような者かについてはっきりと語って
います。
・ クリスチャンになった人々は、イエス・キリストに従うように神様によって選ばれた者です。
・ それは、ご聖霊によって神様のものとして選び分かたれているということです。
・ この目的は、イエス様の十字架の血潮により罪が赦され、イエス・キリストにお従いすることでした。

２． 恵みと平安(V2)
　最初の教会の、クリスチャンの挨拶の言葉は「恵みと平安」でした。
・ 恵みは、神様の愛を示す言葉です。神様は私たちを愛してくださり、受ける値打ちのないもののために、御子イエス様を救い主としてこの世界に遣わしてくださいました。恵みは、キリストの十字架による救いを表す言葉です。
・ 平安は、キリストの故に、神様と和解して、神様と素晴らしい関わり合いを回復していることと、また、私たちがキリストの故に、周囲の人と互いに愛し合って過ごすことが出来るようになったことを表しています。
　　　
　　ペテロは、私たちに、イエス様を救い主として信じる生活が、どんなに恵みに　満ちたものであるかを、伝えようとしています。

　　分かち合いのために
　主イエス様を信じる人に与えられる救いのすばらしさを、もう一度確認して、互いに分かち合いましょう。

　今週の聖句
　父なる神の予知に従い、御霊の聖めによって、イエス･キリストに従うように、またその血の注ぎかけを受けるように選ばれた人々へ。どうか、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。(1ペテロ1:2)