2010年10月24日礼拝メッセージ要旨

～主のみ心を知る～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴川キリスト教会顧問牧師　川崎　廣
使徒１章15節～26節
　私達はいつも、主が私達のために何を望んでおられるかをはっきり知って、それに従って生活したいと思っています。しかしどうしたら主の思いを知ることができるのでしょうか。　
　
　復活された主が昇天された後で、約120名の人々がアパルームに集まって祈っていました。その時、ペテロが主を裏切ったユダの代わりに、使徒の補充を提案しました。二人の候補者をたてて、くじ引きでマッテヤを選び、使徒職に加えました。この後マッテヤは、１１人の使徒達と共に忠実にその奉仕を続けたと思いますが、主のご計画は、復活の主に直接出会って劇的な回心をしたパウロを使徒としての役割を果たすようにすることでした。

　結果としては、このときマッテヤを選ぶことは主のご計画でなかったことになります。私達が、主の思いを知るために大切なことは、第一に、聖書のみことばを良く知ることです。しかし、このときに、ペテロも詩篇のみことばに従って、判断したのです。さらに何が必要だったのでしょうか、それは、ご聖霊の助けです。みことばの知識とご聖霊の導きに従うことが不可欠です。このときに、ペテロはくじに頼りました。占いや、オカルトに頼ることも危険です。また、信仰の先輩や、兄弟姉妹との交わり、祈りを通しての主との交わりの中にご聖霊が働き、主のみ心が示されます。
　
　私達の毎日の生活の中で、いつもみことばを読み、祈りの中で主と交わる、静思の時や、兄弟姉妹との分かち合いの時などを大切にしましょう。　

分かち合いのために
?ペテロは、ユダの裏切りについてどのように説明していますか。　（15-19節）
?また詩篇のみことばから、何を提案しましたか。　（20-22節）
?バルサバとマッテヤの候補者から、どのようにして選びましたか。
（23-26節）
今週の聖句　
どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（エペソ人への手紙 1:17）