宗教法人 鈴川キリスト教会

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

2024年 6月 30日礼拝メッセージ要旨

2024年06月30日 | 礼拝メッセージ
ルカ5:12ー16 
重い皮膚病の癒し

鈴川キリスト教会牧師
川崎 廣

 イエス様は私たちの生活を変えてくださいます。私たちは、どんなことをイエス様に期待するでしょうか。
 ある時、全身が重い皮膚病で苦しんでいる人がイエス様に助けを求めたのです。
これは、ただ単に病気の癒しを求めたのではありません。実は、そのような人々は社会から隔離されて、全く阻害されていたのです。町に出ても、自分が「汚れている」と叫ばなければならないことになっていたのです。

1.イエス様は予想を超える方法で癒して下さった。
 イエス様は、手を伸ばして、彼にさわり、「わたしの心だ。きよくなれ。」と言われ、すぐに、そのらい病が消えたのです。当時は、重い皮膚病を持っている人にはさわることが許されていなかったのです。彼にとっては全く予想を超えたことでした。
2.主は律法の規定を重んじられた。
 主は、体の癒しだけではなく、社会的な制約から解放してくださいました。そのために、律法の規定に従うように求められたのです。これはその人の今後の生活にとって、大切なことでした。
3.主は、私たちのすべての状況を解決してくださる。
 主が私たちの生活に変革を与えてくださるのは、一面的なことではなく、すべての状況を解決して下さるのです。特に、私たちの周囲の人々との関係です。
4.主は、祈りの生活を大切にしておられた。
 イエス様の周囲には多くの人々が押し寄せ、大変忙しい毎日を過ごしていました。しかし、イエス様は、よく荒野に退いて祈っておられました。これこそイエス様の原動力でした。

分かち合いのために
 あなたがイエス様に期待することは何ですか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
 しかし、イエスご自身は、よく荒野に退いて祈っておられた。(ルカ 5:16)


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2024年 6月 16日礼拝メッセージ要旨

2024年06月16日 | 礼拝メッセージ
ルカ5:1ー11                       
私は、罪深い人間です

鈴川キリスト教会牧師
川崎 廣


 私たちが、想像もつかないほどの出来事に直面したときには、どのような反応をするでしょうか。また、クリスチャンとしてのすばらしい生活を経験する秘訣は何でしょうか。
1.イエス様との関わりを続ける。
 イエス様が人々に話されたときには、ただ単にお話しをされるだけではなく、実際に行動することを求められました。ゲネサレ湖の岸辺で多くの人々に話しておられたイエス様は、小舟に乗って話し続けられました。今の私たちならば、聖書を読んだりお祈りをすることにより、主との交わりの時間を持ち続けることです。
2.主の言われたことを実行する。
 主は、話が終わるとシモンに、「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい。」と言われたのです。するとシモンが答えました。「先生。私たちは、夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でもおことばどおり、網をおろしてみましょう。」 主との交わりを通して、示されたことを実行するのです。
3.主のすばらしさを体験すると、自分の本当の姿を発見する。
 シモンがそのとおりにすると、たくさんの魚がはいり、網は破れそうになったのです。これを体験したシモン・ペテロは主の足下にひれ伏して、「主よ。私のような者から離れてください。私は、罪深い人間ですから。」と言いました。
4.主は新たな使命を与えて下さる。
 主は「こわがらなくてもよい。これから後、あなたは人間をとるようになるのです。」答えられました。そして、彼らは、舟を陸に着けると、何もかも捨てて、イエスに従ったのです。生活の優先権をイエス様に従うことにおくようにとのチャレンジです。

分かち合いのために
 毎日の生活の中でクリスチャンとしてのすばらしい生活を体験するために、あなたに必要なことは何ですか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
 イエスはシモンにこう言われた。「こわがらなくてもよい。これから後、あなたは人間をとるようになるのです。」彼らは、舟を陸に着けると、何もかも捨てて、イエスに従った。(ルカ 5:10,11)


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2024年 6月 2日礼拝メッセージ要旨

2024年06月02日 | 礼拝メッセージ
ルカ4:31ー44                       
権威あるみことば

鈴川キリスト教会牧師
川崎 廣

 イエス様の働きの特徴は、そのみことばに権威と力があったことです。言葉は一般的には、コミュニケイションの手段ですが、創造主である神様は、言葉によってこの世界を創造され、主イエス様はことばとしてこの世界に生まれ、神様ご自身をその生涯全体で私たちに伝えてくださいました。
 イエス様のことばの権威は、次のことによって例証されました。
1. 汚れた霊の追放(31-37節)
安息日に会堂で人々に教えておられると、会堂に汚れた悪霊につかれた人がいました。イエス様は悪霊に「黙れ。この人から出て行け」と叱りつけ悪霊をその人から追い出しました。
2. シモンのしゅうとめの熱病のいやし(38,39節)
会堂の近くにシモンの家があり、シモンの姑がひどい熱で苦しんでいましたが、イエス様はその枕元に立って熱を叱りつけられると、熱がひいていやされました。
3. 大勢の病人のいやし(40節)
人々は、様々な病で弱っている人々をイエス様のみもとに連れてきました。イエス様は一人ひとりに手を置いて癒やされました。

イエス様のみことばの権威と力は、2000年前の話だけではなく、今の私たちにとっても同じように、現実的なことです。私たちは、祈りのうちにまた信仰によって、主との交わりの中で、主のみことばの権威と力を体験することが出来るのです。
これまでの2000年間のクリスチャンの証しは、まさにこの事を証言しています。
 あなたの毎日の生活の中でも主のみことばの権威と力を体験出来るようにしましょう。そして、主にある新しい生活の証言者となりましょう。

分かち合いのために
 あなたは、イエス様のみことばのすばらしさをどのように体験していますか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
 それからイエスは、ガリラヤの町カペナウムに下られた。そして、安息日ごとに、人々を教えられた。人々は、その教えに驚いた。そのことばに権威があったからである。
(ルカ 4:31,32)


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