宗教法人 鈴川キリスト教会

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

2012年7月22日礼拝メッセージ要旨

2012年07月22日 | 礼拝メッセージ
           ~困難の中での祈り~

                       鈴川キリスト教会顧問牧師 川崎 廣
 使徒12:1-25
 キリスト教の歴史は、実に迫害の歴史であるといわれます。初代教会は、特に迫害が厳しく、多くの殉教者を出しましたが、12使徒の中での最初の殉教者は、ゼベダイの子のヤコブでした。その後、ペテロまで捕らえられ、教会では、熱心な祈りが捧げられました。その祈りに主が応えて下さり、ペテロは不思議な方法で解放されました。それはペテロ自身も現実とは思えないような方法でした。ペテロは早速、仲間の人々が集まっている所に行きましたが、熱心に祈っていた人々にさえ、ペテロが解放されることについて信じられないような雰囲気がありました。とりなしの祈りは、主の御手を動かしました。このことを通して、主が生きておられるお方であることを身近に体験することが出来たのです。
 現代も、多くの国で迫害が継続されています。また、私たちの周囲でも、信仰にかかわる困難に直面している方々が多くおられます。しかしそれは単なる困難ではなく、祈りを通して主ご自身を身近に感じる機会となることを確信して、困難にくじけてしまわないように心がけることが大切です。また、とりなしの祈りのために、互いに分かち合って、いつも祈りの支援を継続し合うことが必要です。

分かち合いのために
1、ペテロはどのようにして解放されましたか。 (1-11節)

2、ペテロはどこに行こうとしましたか。  (12-17節)

3、人々の反応はどうでしたか。 (12-19節)

4、あなたは、困難のあるなしに関わらず、互いに分かち合いながら、取りなしの祈りをしていますか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
 こうしてペテロは牢に閉じ込められていた。教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた。 (使徒 12:5)


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