わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。
~信仰と愛と希望のもたらすもの~
鈴川キリスト教会顧問牧師 川崎 廣
第1テサロニケ3:1-13
今週もパウロとテサロニケへの人々の関係から学びます。
この関係を支えていたものは、「信仰の働き、愛の労苦、主イエス・キリストへの望みの忍耐」(Iテサロニケ1:3)でした。
(1)信仰の励まし(3:1-5)
・訪問を願う思い
・テモテを派遣する
・激しい試練や誘惑をのり越えるため
(2)愛と信仰についての良い知らせ(3:6-10)
・親切に考えていて、再開を願う思いを持つ
・苦しみと艱難の内にあってもその信仰にとって慰めを受ける。
・信仰に堅く立っていることで、パウロに生きがいを与える。
・喜びと感謝
・信仰の不足を補うために再会を願う祈り
(3)パウロの祈り(3:11-13)
・再会を求める
・愛が満ちあふれるように
・再臨に備えて信仰の成熟のために
信仰と愛と希望は、私たちの生活に大きな変化をもたらします。
分かち合いのために
・私たち互いの間に、信仰と愛と希望がどのように生かされているでしょうか。分かち合いましょう。
今週の聖句
また、私たちがあなたがたを愛しているように、あなたがたの互いの間の愛を、またすべての人に対する愛を増させ、満ちあふれさせてくださいますように。
(第一テサロニケ 3:12)
ヨハネ14:1-14
~道、真理、いのち~
鈴川キリスト教会顧問牧師 川崎 廣
イエス様の12弟子達は、イエス様を愛していました。そして、イエス様が、「主よ。どこにおいでになるのですか。」というシモン・ペテロの質問に答えて、「わたしが行く所に、あなたは今はついて来ることができません。しかし後にはついて来ます。」(ヨハネ 13:36)と言われたのです。
そのような弟子達に、心を騒がせないでイエス様を信じるように言われました。イエス様が地上を去って行かれる第一の理由は、イエス様を信じる人々が確実に天の御国に受け入れられる備えをすることであると言われたのです。そこで、弟子のトマスの質問に答えて「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(14:6)と言われました。イエス・キリストのみが神への道であると、宣言されたのです。
さらに弟子達には、「わたしを信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。」(4:12)と言われ、イエス様がこの地上を去って行かれた後に果たすべき使命を与えられました。それは、イエス様の福音を全世界に宣べ伝える役割です。そして、この使命を果たすために、「あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。」とすばらしい保証を与えてくださいました。
この弟子達へのことばは、私たち一人一人へのことばです。私たちは、不安を抱かないで、イエス様を信じ続けましょう。そして、今私たちに与えられている使命を果たしていきたいと思います。
分かち合いのために
1.毎日の生活の中でどのようなことに不安になったり、心が騒いだりしますか。
2.そのようなときに今日の聖書のことばは、どのように問題の解決に役立つでしょうか。互いに分かち合いましょう。
今週の聖句
イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。あなたがたは、もしわたしを知っていたなら、父をも知っていたはずです。しかし、今や、あなたがたは父を知っており、また、すでに父を見たのです。」(ヨハネ 14:6,7)