2012年5月28日礼拝メッセージ要旨

　　　　　　　　　　～既成概念をのりこえる～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴川キリスト教会顧問牧師　川崎　廣


使徒11:1-18
　私たちは、毎日の生活でいつも既成概念があり、それにとらわれた生活をしています。そして、少しでもそれと違ったことが起こると違和感を感じてしまいます。
　最初の教会で、異邦人たちも神のみことばを受け入れたことがわかったときも同じ状態でした。そこで、ペテロがエルサレムに上ったときに、他の使徒たちから非難されたのです。ペテロは異邦人が主を受け入れるようになった様子を、ていねいに説明しました。そして、これは、ペテロが聖霊に導かれて行動したことであり、神がなさったことであると悟ったのです。それを聞いた人々は沈黙し、「それでは、神は、いのちに至る悔い改めを異邦人にもお与えになったのだ。」と言って、神をほめたたえました。　(使徒 11:18)　
　現在の私たちの生活でも、ときどき同じようなことが起こります。既成概念にとらわれて、神様が生きて働いておられることを、見失ってしまうのです。信仰の目をもって、神様が望んでおられることを見失わないで生活できるようにしましょう。

分かち合いのために
1、使徒たちは、異邦人の救いについて聞いたとき、ペテロをどのように非難しましたか。　（1-3節）
2、ペテロの説明を要約してみましょう。　　（3-17節）
3、ペテロの話を聞いていた人々は、どのように答えましたか。　（18節）
4、私たちの生活の中で、既成概念にとらわれて、神様が望んでおられることに、気づかずにいたことがありますか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
　人々はこれを聞いて沈黙し、「それでは、神は、いのちに至る悔い改めを異邦人にもお与えになったのだ。」と言って、神をほめたたえた。　（使徒 11:18）