2012年10月28日礼拝メッセージ要旨

～イエス・キリストによる解放～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴川キリスト教会顧問牧師　川崎　廣

使徒13:13-41
　私たちの毎日の生活で、意識的にも無意識の中でも、いろいろなものに束縛されていることがあります。そして、その束縛や影響や支配から解放されるためには、イエス・キリストの十字架の贖いを信じる信仰によらなければ、その方法はありません。
　バルナバとパウロがアンテオケの教会から伝道のために派遣されて、ピシデヤのアンテオケに行ったとき、安息日に会堂に行き、会堂管理者の許しを得て、パウロがそこに集まっていた人々に、奨励のことばを話しました。
　この世界を創造された神様は、イスラエル民族の歴史の中で、ダビデ王の子孫の中から、救い主をお送りになる約束をされました。この約束の通りにイエス様が救い主として、この世界に送られましたが、イスラエルの指導者達は、それを認めず、死罪に当たる何の理由も無いのに、十字架で処刑しました。しかし、神はこの方を死者の中からよみがえらせたのです。そして、イエス・キリストを自分の救い主と信じる者はみな、罪の赦しと解放を受けられると、神は保証してくださったのです。
　これが、パウロの語った奨励の要約です。イエス・キリストによる解放は歴史の長い経過の中で、神様によってご計画されていたことです。そして、これはイスラエルの民族だけではなく、世界中の全ての人々に約束されていることです。私たちもまた私たちの周囲の人々も、このすばらしい良い知らせを受け取ることが出来るように祈りましょう。

分かち合いのために
1、バルナバとパウロの一行がペルガまで行ったとき、どんなことが起こりましたか。　（13節）
2、ピシデヤのアンテオケの会堂ではどんなことがありましたか 　(14-16節）
3、パウロは、まずどんなことを話しましたか。　（17-23節）
4、さらに続いて、どのような話しをしましたか。　（24-41節）
5、あなたは、イエス・キリストを信じ、あなたを束縛する罪や悪霊の影響から解放された経験がありますか。どのようにして解放されましたか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
　ですから、兄弟たち。あなたがたに罪の赦しが宣べられているのはこの方(イエス・キリスト)によるということを、よく知っておいてください。モーセの律法によっては解放されることのできなかったすべての点について、信じる者はみな、この方によって、解放されるのです。　(使徒 13:38,39)