2014年3月23日礼拝メッセージ要旨

　　　　～見えない神のみ手～
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鈴川キリスト教会顧問牧師　川崎　廣


　使徒23：12-35　　　　　　　　　　　　　　
　私たちは、毎日の生活の中で、周囲に起こる現象の中で一喜一憂します。しかし、生活の中で起こるすべてのものは、主のみ赦しなしには起きません。私たちの主は、私たちに対して真実なお方であり、特に神様が約束されたことを実現されるためには、すべてのことを働かせて益として下さるお方なのです。　
　伝道者パウロは、「エルサレムで主を証ししたように、ローマでも証しするようになる。」と主の約束をいただきました。しかし、そのことはすぐに実現したわけではありませんでした。次から次と、パウロの身に危険な状態がおそってきたのです。とくに、４０人もの人々が、食を断ってまで、パウロを殺すと誓いを立てていたのです。しかしその陰謀は、千人隊長の耳に入り、パウロは物々しい警備のもとで、カイザリヤに護送されることになったのです。結果としては、次第にローマへの道のりに近づいたのです。確かにパウロの命をねらう陰謀は好ましいものとは思われませんが、その様なことの中にも、神の見えないみ手が働いていたことを知るのです。　さて、あなたは毎日の生活の中で起こる出来事のどこに目を留めておられますか。表面的な現象でしょうか。それとも、その出来事の背後に働く、見えない神のみ手でしょうか。私たちが、すべてのことの背後に、すべてを最善に導いて下さる、見えない神のみ手を見失わないようにしましょう。

分かち合いのために
1、パウロについてのユダヤ人たちの計画は何でしたか　（12-13節）
2、その陰謀を、簡単にまとめて説明しましょう。　（14-15節）
3、その計画はどうなりましたか。　（16節）
4、百人隊長や千人隊長はどのように行動しましたか。　（17-22節）
5、千人隊長はどのように命じましたか。　（23-24節）
6、千人隊長の手紙の内容はどのようなものでしたか　（25-30節）
7、あなたは、周囲に起こった出来事に、見えない神のみ手を感じたことがありますか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
　神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。　（ローマ 8:28）