宗教法人 鈴川キリスト教会

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

2024年 2月 18日礼拝メッセージ要旨

2024年02月18日 | 礼拝メッセージ
ヘブル人への手紙13:10〜25

「変らぬイエス・キリスト」

鈴川キリスト教会牧師
川崎 廣

 ヘブル人への手紙の締めくくりとして、新しい時代のクリスチャンのライフスタイルが示されています。

1,門の外に出て (10-14)
 イエス・キリストは、同胞であるユダヤ人に拒否され「門の外で苦しみを受け」られました。主に従う者も、門の外に出て「キリストのはずかしめ」すなわち十字架、信仰の故の苦しみを負うべきであると勧められています。

2,クリスチャンのささげるいけにえ (15-16)
 キリストは私たちのために最高のいけにえをささげられました。
クリスチャンには、「絶えず」神にささげるべき二つのいけにえがあります。
・一つは、感謝にあふれた神への賛美と御名をたたえる信仰の告白です。
・もう一つは、人々に対して善を行うことと、持ち物を分かち合うことです。

3,指導者について(17-19)
 先の7節では、指導者の二つの要件について語られていました。
・1つは、神のみことばを忠実に語ること
・もう一つは、人から後ろ指を指されることのない生活です。
良い指導者は、
・たましいのために目覚めている、外敵を警戒して、群れの仲間が道に迷わないように見張りをする。
・指導者たちは、神に弁明するものです。初代教会の人々は、いつも終わりの日を意識していました。その時に弁明するのです。
・信徒の祈りと大牧者に支えられています。
従う者として
・神のことばに聞き従う、「指導者たちの言うことを聞き」
・指導者への尊敬と信頼を持って従う
・うるわしい和と協力、「喜んでそのことをし、嘆いてすることにならないように」
・祈りの支援をする、「もっと祈ってくださるように特にお願いします」

4,祝福の祈りと挨拶(19-25)
 神に至る道を開いた大祭司イエス・キリストの恵みを語られてきたが、終わりに心からの祝祷でむすばれています。

「恵みがあなたがたすべてとともにありますように。」

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2024年 2月 4日礼拝メッセージ要旨

2024年02月04日 | 礼拝メッセージ
ヘブル人への手紙13:1〜9

「イエス・キリストはとこしえに変わらない」

鈴川キリスト教会牧師
川崎 廣

 このところには、新しい時代のクリスチャンのライフスタイルが示されています。

1. 兄弟愛(1-3)
 ・兄弟愛は大切なことです。
(1)「いつも持っていなさい。」困難の中に生活している人々の間で、また、信仰の試みに会っている人たちにために、兄弟愛をいつも実践することが大切でした。
(2)クリスチャンの家庭で。「旅人をもてなすこと」すなわち、愛に満ちた具体的な行為です。温かい家庭的な交わりから。大きな力づけと慰めがあたえられます。
(3)「苦しめられている人々を思いやる」祈ること、募金、物の分かち合いなど具体的なことで助け合うのです。

2. 結婚を尊び、金銭を適切に管理する(4-6)
・禁欲主義者に対する警告と、不潔な生活に気を留めない不品行な者と姦淫を行う者に対する警告です。
・つぎに、お金や富は、人間の考え方や生き方に大きな影響を及ぼします。
(1) 誤った独立心。 金さえあれば何でも手に入るし、すべて解決がつくとの誤った考え。
(2) 金や富は人をこの世に釘付けにする。「あなたの宝のあるところに、あなたの心もある」(マタイ6:21)
(3) 神金や富は人を利己主義のとりこにする。富の誘惑は、人を貪欲にする。
そこで、「金銭を愛する生活をしてはいけません。」また「いま持っているもので満足しなさい。」と言われています。

3,指導者にならう。
(7-9)
(1)指導者たちは「神のことば」を語った。
(2)指導者たちの残した生活の良き模範にならう。
(3)しかし、どんなに優れた指導者でもやがては去って行く。しかし、時を超えて永遠に変わらない指導者は偉大な大祭司、イエス・キリストです。


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