２０２２年３月２０日礼拝メッセージ要旨

ローマ5:1-21

福音のもたらす祝福

鈴川キリスト教会顧問牧師

川崎　廣

　イエス・キリストを信じることによって、罪が赦されて、義と認められた人々には多くの祝福の約束があります。
（１）神との平和を持っている人生（5:1)
信仰によって義と認められたゆえに、神との平和な関係に生きる人のたましいに平安が与えられる。
（２）喜びに満たされた人生(5:2-3)
・日々すばらしい恵みに生かされる
・神との愛の交わりの中に生きる者とされた
・新しい希望による喜びを与えてくれる
・苦難さえも喜ぶ、確固不動の信仰を持って生きる忍耐が生まれるから。
（３）艱難があっても失望に終わることのない人生(5:3-5)
・忍耐は練られた品性、熟練と練達した人柄を生む
・練られた品性は希望を生むと知っている
（４）神の愛が心に注がれた人生（5:5-8)
私たちに与えられた聖霊によって神の愛が私たちの心に注がれている。
（５）和解と救いを与えてくださった神様を大いに喜ぶ人生(5:8-11)
・御子の死によって和解させていただいた
・御子のいのちによって救われる
・主イエス・キリストによって神を喜ぶ
（６）永遠のいのちをもつ人生（5:11-21)
　最初の人間アダムが罪を犯したことによって私たちに死がもたらされました。しかし、キリストの十字架の贖いによっていのちがもたらされたのです。これは信仰によってのみ受け取ることが出来るのです。

分かち合いのために
・信仰によってのみ義とされた人に与えられる祝福があなたの人生にどのように表されていますか。分かち合いましょう。
今週の聖句
　またキリストによって、いま私たちの立っているこの恵みに信仰によって導き入れられた私たちは、神の栄光を望んで大いに喜んでいます。そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。(ローマ 5:2-5)

２０２２年３月６日礼拝メッセージ要旨

ローマ4:1-25　　　　　　　

福音の中心

鈴川キリスト教会顧問牧師

川崎　廣

　キリストによる福音の中心は、イエス。キリストを信じることによって、罪が赦されて、義と認められることです。このことによってこの世界の創造者である神様と共に喜びに満たされた生活をする事が出来るようにしてくださることです。
　信仰者の父アブラハムの例
義と認められるのは

（１）行いによらない（4:1-8）

（２）割礼を受けることで義とされない（4:9-12)

（３）律法を行うことで義とされたのではない(4:13-15)

（４）信仰によって義とされた(4:16-25)

　アブラハムだけではなく、私たちもみなイエス・キリストを自分の救い主として信じることによって義と見なされ、罪の解決がなされる。

分かち合いのために
・この世界を造られた神様との関係は、信仰によってのみ義とされることが福音の内容です。それがどのように感謝なことかを分かち合い祈りましょう。

今週の聖句
　しかし、「彼の義とみなされた。」と書いてあるのは、ただ彼のためだけでなく、また私たちのためです。すなわち、私たちの主イエスを死者の中からよみがえらせた方を信じる私たちも、その信仰を義とみなされるのです。主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。(ローマ 4:23-25)