ローマ1:18-32
「よいしらせ」「福音」と言う言葉は、クリスチャンにとって大変大切な言葉です。最初の教会とくにパウロがローマの教会に送った手紙は、「福音」の本質は何かをテーマとしています。福音の内容として、最初に取り上げられるのが、罪の解決のことです。
1.罪の事実とそれに対する神の怒り(18-23節)
人間は、神に対する不信仰と、人間同士の不誠実さの故に神の怒りを受ける存在となっています。
・神が創造された世界を見るなら、神について知ることが出来るのに、神として崇めず、
感謝もしない。
・神のみ栄えを偶像に代えてしまった。
2.神のさばき(24-28節)
神の裁きは、人間をそのなすがままに任せることでした。
・心の欲望のままに汚れた生活をするようになった。
・性的に乱れた生活がはびこった。
・無価値な思い、してはならないことをする生活が多くなった。
3.罪の結果(29-32節)
人間の罪は神の裁きを招き、人間の倫理的、道徳的混乱をもたらしました。
その結果、現実に多くの罪悪が生まれ、それがいたるところに満ちあふれるように
なったのです。
永遠の刑罰は未来にあるだけでなく、現在すでに始まっています。すべての人に与えられている自然啓示を通しての神の声を無視したとき、滅びの道は始まります。神はこの道を行く人間を「汚れに引き渡された」ので、人は自分の力で引き返すことはできません。ただ福音に啓示されている神の義だけが、人を罪の道、滅びの道から連れ戻す力を持っています。
分かち合いのために
・あなたの周囲の状況は罪の現実と無関係ですか。福音の必要性について、互いに分かち合いましょう。
今週の聖句
なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる。」と書いてあるとおりです。というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。(ローマ 1:17,8)
罪を解決する福音
鈴川キリスト教会顧問牧師
川崎 廣
「よいしらせ」「福音」と言う言葉は、クリスチャンにとって大変大切な言葉です。最初の教会とくにパウロがローマの教会に送った手紙は、「福音」の本質は何かをテーマとしています。福音の内容として、最初に取り上げられるのが、罪の解決のことです。
1.罪の事実とそれに対する神の怒り(18-23節)
人間は、神に対する不信仰と、人間同士の不誠実さの故に神の怒りを受ける存在となっています。
・神が創造された世界を見るなら、神について知ることが出来るのに、神として崇めず、
感謝もしない。
・神のみ栄えを偶像に代えてしまった。
2.神のさばき(24-28節)
神の裁きは、人間をそのなすがままに任せることでした。
・心の欲望のままに汚れた生活をするようになった。
・性的に乱れた生活がはびこった。
・無価値な思い、してはならないことをする生活が多くなった。
3.罪の結果(29-32節)
人間の罪は神の裁きを招き、人間の倫理的、道徳的混乱をもたらしました。
その結果、現実に多くの罪悪が生まれ、それがいたるところに満ちあふれるように
なったのです。
永遠の刑罰は未来にあるだけでなく、現在すでに始まっています。すべての人に与えられている自然啓示を通しての神の声を無視したとき、滅びの道は始まります。神はこの道を行く人間を「汚れに引き渡された」ので、人は自分の力で引き返すことはできません。ただ福音に啓示されている神の義だけが、人を罪の道、滅びの道から連れ戻す力を持っています。
分かち合いのために
・あなたの周囲の状況は罪の現実と無関係ですか。福音の必要性について、互いに分かち合いましょう。
今週の聖句
なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる。」と書いてあるとおりです。というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。(ローマ 1:17,8)