２０２０年１０月１８日礼拝メッセージ要旨

１ペテロ2:11〜25

クリスチャン生活

鈴川キリスト教会顧問牧師

川崎　廣

　イエス様を救い主と信じている人は、神の国に属する神の民と認められています。ですから、この世界での生活は寄留者のような生活です。その生活にはいくつかの特徴があります。
１，これまでの生活とのちがい(11-12)
・ 肉の欲を遠ざける。―　この世界はいつも誘惑の多いので、それを遠ざけることが必要です。
・ 立派にふるまう。―　周囲の人に、魅力的な美しさが映るように生活することです。内的な美しさが外側にも反映するのです。
２，国の制度に従う(13-17)
・ 人の立てた制度に、主のゆえに従うことによって、信仰に反対する人々の口を封じることができる。
・ クリスチャンはキリストによって自由を与えられているのだから、いつも自発的に行動することが大切です。
３，主人に従う(18-20)
・ 善良な優しい主人に対してだけでなく、横暴な主人に対しても、尊敬の心を込めて従うことを神が喜んでくださいます。
４，キリストの模範(21-23)
・ キリストは不当に扱われた者の模範です。
・ キリストは苦しみに耐えた者の模範です。
５，キリストの贖罪(24-25)
・ キリストは、私たちの罪をその身に負われた。
・ キリストの死は、私たちが罪を離れ、義のために生きるためである。
・ キリストの十字架のゆえに、神のもとに帰っている。

分かち合いのために
・ 神の民として生活を、吟味してみましょう。
・ イエス様の十字架の救いを受けた後、自分の生活がどのように変わりましたか。互いに分かち合いましょう。

今週の聖句
キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。(第１ペテロ2:22-24)