~キリストの福音の真理~
鈴川キリスト教会顧問牧師 川崎 廣
ガラテヤ2:1-21
キリストの福音は、神の恵みの福音です。しかし、最初の教会の時代から、このことは、行いによって救われるという考え方によって、脅威にさらされてきました。パウロの時代は、ユダヤ人の律法主義でした。これに対してパウロは激しいことばで、手紙を書いています。
1.エルサレムの指導者もパウロに対する神様からの使命を認めています。 (1-10)
・パウロは、自分に与えられた異邦人伝道の使命を、エルサレムの指導者に証して、それを明らかにしています。
2.信仰と行動の一貫性をただす (11-14)
・パウロはアンテオケでもペテロが律法主義の人々を恐れて、行動に一貫性がなかったのではっきりと指摘しました。
3.キリストを信じる信仰によって義と認められる (15-21)
・ユダヤ人も異邦人も、律法の行いによってではなく、ただキリストを信じる信仰によって義と認められます。
クリスチャンの信仰生活は、イエス・キリストとの一体性に生きる信仰です。これが神の恵を無にしない生き方です。
分かち合いのために
・あなたとキリストとの関係は、どのような関係ですか。パウロのように「キリストが私のうちに生きておられる。」と告白できる関係でしょうか。分かち合いましょう。
今週の聖句
私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が、この世に生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。 (ガラテヤ 2:20)