２０１9年3月17日礼拝メッセージ要旨

１テモテ5:1〜25 　　　　　　　　　　　

教会の人々への配慮

鈴川キリスト教会顧問牧師

川崎　廣

キリストに仕える奉仕者として、群れに集ういろいろな人々への配慮についての勧めです。

１． 身寄りのない人々(1-8)
・ 神の家族
年上の人々には、父親に対するように、
若い人たちには、兄弟に対するように、
年とった夫人達には、母親に対するように、
若い女性には、純粋な心で姉妹に対するように。
・ 親族による世話
神様は家族という制度を作られました。家族がきちんと機能していることは、神が喜ばれることです。
身寄りのないやもめで、望みを神に置いて、絶えず神に信頼した生活をしている人は教会がお世話をしました。
２． 良い業に励む人(9-16)
当時の教会には、やもめの教会奉仕者という働きがあったようで、教会はそのような人を経済的にも支援しました。
しかし、若いやもめについては断りなさいと進言しています。
３． 長老のこと(17-25)
よく指導の任に当たっている長老は二重の尊敬を受けるにふさわしい、と言われています。
・ 訴え
次に、長老が罪を犯す場合についての対処について書かれています。
それは「ふたりか三人の承認がなければ受理してはいけません」と言われています。
これらを偏見なしに、かたよらないで行うように命じられています。
・ 按手
誰をも軽々しく按手しないように、
他人の罪とかかわりをもたないように、
自分を聖く保つように。

　これらは、パウロのテモテに対する具体的な助言です。現代の教会でも大切にしなければならないことです。

　今週の聖句
　もしも親族、ことに自分の家族を顧みない人がいるなら、その人は信仰を捨てているのであって、不信者よりも悪いのです。(第一テモテ 5:8)