宗教法人 鈴川キリスト教会

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

2010年5月9日礼拝メッセージ要旨

2010年05月30日 | 礼拝メッセージ
~御 霊 に よ っ て~
 
                       鈴川キリスト教会顧問牧師 川崎 廣


使徒2:1~13

 人間の人生を変えるものは、イエスさまとの出会いです。それも、ただ単に歴史上の人物としてだけではなく、救い主また主としてのイエスさまとの出会いです。
 
 救い主また主としての出会いは、自分の罪を認め、私の罪のために十字架に身代りの死を遂げて下さったイエスさまを信じる時に始まります。三日目に復活されたイエスさまは、罪を赦して下さるだけでなく、私たちが罪の奴隷状態から解放されて、新しく生きるいのちを与えて下さいました。そして聖霊により、神様のみ旨を喜び、聖く正しく、力強く人生を生きる生涯を与えて下さいます。主イエス様が復活されたとき、約40日にわたって、弟子たちに現われて下さいましたが、この時に、エルサレムにとどまって聖霊が与えられるのを待つように約束されました。この聖霊の満たしは、弟子たちが心を合せて熱心に祈る祈りの結果として与えられました。 
 イエスさまが復活されて50日目のペンテコステに、弟子たちに、祈り待ち望んでいた聖霊が下りました。このことは弟子たちを力づけ、彼らは、見違えるように元気になり、イエスさまの福音を大胆に宣べ伝え始めたのです。イエス様は、「聖霊が臨まれるときに、力が与えられ、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、主の証人となる。」(使徒1:8) と約束されましたが、その約束の通りに、弟子たちはイエスさまの復活の証人として、死をも恐れずその生涯をお捧げしました。私たちも聖霊に励まされて、主の証人としての役割を果たしましょう。
 
分かちあいのために
 御聖霊は、私たちが主の証人として奉仕するために、必要な力を与えてくださいます。あなたは、主の証人となるために、どのようなことを主に求めたいですか。互いに分かちあいましょう。

今週の聖句
 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。        (使徒1章8節)


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2010年5月16日礼拝メッセージ要旨

2010年05月23日 | 礼拝メッセージ
~世の光として輝くために~
                    山形クリスチャンフェロシップ牧師 渋谷 望

 ピリピ2章12節―18節

 パウロは、ピリピの教会の信徒に、三つのことを願っています。これは、神様が私たちに願っておられることです。その願っておられることを三つ考えて見たいと思います。

1.救いの達成のために尽くすように。

 私たちは救われて、それで終わりではありません。天国へ行くまでは残されたたくさんのことがあります。それが、救いの達成です。それは、言い換えれば信仰者としての人格であり、それは努力しなくては得られないものです。
 私たち信仰者が何か行動を起こすときに、みこころを求めるということは大切です。みこころをもとめて慎重に行動するということが求められていますが、神様が思いを与えられているのですから、決して臆病になることはありません。


2. すべてのことをつぶやかずに、疑わずに行う。

 自分のしていることに目的が分からない時に、つぶやきに陥らないように勧めています。喜びをもって主に仕えているうちには、つぶやきなどはありませんが、ながねんの内に不満がたまりつぶやきが発生することがあります。
 もし、つぶやきにおちいらずに聖徒たちが主に仕えることができるならば、パウロは、主の再臨の日に自分の努力が無駄ではないことを、心から誇ることができるというのです。私たちも、主とお会いする日に、自分がこれまでしてきたことが無駄ではないということを心から誇れるようになりたいと切に祈ります。



3.喜んでください。

 ここで、獄中にあったパウロは自分の処刑、殉教を予想しています。そして、殉教さえも、誇りであり、喜びであるということを言ってます。「注ぎの供え物」というのは、パウロの殉教を比喩的に表現したものです。パウロは殉教をも辞さない態度をもって、それを喜んでいます。その姿が、世に対するあかしになるということをのべています。私たちもどのような状況にあっても心から喜びをもつ歩みをしたいと思います。

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