２０２０年５月１７日礼拝メッセージ要旨

２テモテ4:9〜22
　　　　　　　　　　　

主は共におられる

鈴川キリスト教会顧問牧師

川崎　廣

クリスチャンとしての生活には、自分に良いと思われる事だけではなく、反対する人や、去って行く人もあります。しかし主はいつも共に立ち、力を与えてくださる方です。

１． 終わりに(9-22)
・ テモテになるべく早く来てくれるようにとの願いと、パウロを取り巻く人々の状況を語っています。ある人はパウロから離れ、ある人は主に忠実に従い続けました。
・ その中に、マルコを伴って一緒に来てほしいと書かれています。マルコはかつてバルナバとパウロと共に伝道旅行に出かけましたが、途中で帰ってしまった事がありました。パウロは第二回目の伝道旅行の時にはマルコを共に連れて行くことに反対しました。しかし、バルナバはマルコを建てあげることに努力しました。いま、パウロは「彼は私の務めのために役に立つ」言われるように変えられました。
・ パウロをひどく苦しめる人が出たり、パウロを見捨てる人が多い中で、パウロは「主は、私とともに立ち、私に力を与えてくださいました。・・主は私を、すべての悪のわざから助け出し、天の御国に救い入れてくださいます。主に、御栄えがとこしえにありますように。アーメン。」と主をほめたたえています。
・ 最後にパウロは、天の御国に希望を持っていたのです。
・ いま、新型コロナウイルス感染症のために、生活がいろいろな制約を受け、今後の生活に対しても多くの不安を持っている方々も多いと思いますが、私たちが信頼する主は、パウロを導いて下さった主と同じ方です。私たちも、主から力づけられ、悪のわざから助けていただき、天の御国に希望を持ち続けたいと思います。

　　分かち合いのために
　・私たちは自分の人生中で、どこに視点定めて生活したら良いでしょうか。互いに分かち合いましょう。

　今週の聖句
　しかし、主は、私とともに立ち、私に力を与えてくださいました。それは、私を通してみことばが余すところなく宣べ伝えられ、すべての国の人々がみことばを聞くようになるためでした。私はししの口から助け出されました。　主は私を、すべての悪のわざから助け出し、天の御国に救い入れてくださいます。主に、御栄えがとこしえにありますように。アーメン。(2テモテ4:17,18)